埋没法は何年持つ?10年以上取れない人の特徴や取れやすい原因を形成外科医が解説

「埋没法は何年持つの?」

「3〜5年で必ず取れる?」

「10年以上二重が残ることはある?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、埋没法は何年持つのか、10年以上取れない人の特徴や取れやすくなる原因、20年・30年後の状態、長持ちさせるために大切な二重デザインについて形成外科医が解説します。

埋没法は何年持つか解説

埋没法には「○年で必ず取れる」という寿命はない

埋没法は、まぶたに糸を通して組織を固定し、二重のラインを形成する施術です。

糸による固定が緩んだり、二重を形成している組織の状態が変化したりすると、ラインが薄くなることがありますが、その時期は一人ひとり異なります。

そのため、「埋没法の寿命は○年」と一律に決めることはできません。

数年でラインが薄くなる人もいれば10年以上維持される人もいる

埋没法を受けてから数年で二重ラインが薄くなったり、元の状態に近づいたりする方がいる一方、10年以上二重ラインが維持される方もいます。

この違いには、もともとのまぶたの状態や二重デザイン、糸の通し方・固定方法、まぶたに加わる負担など複数の要因が関係します。

そのため、10年以上経過しているからといって、必ず埋没法が取れるわけではありません。

「3〜5年」はすべての人に当てはまる期限ではない

埋没法について調べると、「3〜5年程度持つ」といった情報を目にすることがあります。

しかし、3〜5年経過すると必ず糸が取れたり、二重ラインが消えたりするわけではありません。また、すべての方に共通する明確な期限が医学的に決まっているわけでもありません。

埋没法がどの程度維持されるかには個人差が大きいため、「3〜5年」という数字だけで自分の埋没法の寿命を判断しないことが大切です。

埋没法が永久ではない理由

埋没法は長期間二重ラインが維持されることもありますが、永久的な効果を保証できる施術ではありません。

必ずしも糸そのものが切れて二重が取れるわけではなく、糸による固定が緩んだり、まぶたの状態が変化したりすることで、徐々に二重ラインが薄くなる場合があります。

糸が緩む・固定が弱くなることがある

埋没法では、まぶたの内部に細い糸を通して組織を固定し、二重のラインを形成します。

時間の経過やまぶたに加わる負担などによって、糸による固定が緩んだり、組織へのかかり方が変化したりすると、二重ラインが以前より浅くなることがあります。

そのため、「埋没法が取れた=必ず糸が切れた」というわけではありません。

まぶた自体も加齢などによって変化する

埋没法を受けたあとも、まぶたの状態は一定ではありません。

加齢による皮膚のたるみや組織の変化、体重変化などによって、二重ラインの見え方が変わることがあります。

糸の固定が保たれていても、まぶた自体の変化によって以前より二重幅が狭く見えたり、ラインが目立ちにくくなったりする場合があります。

二重ラインが徐々に薄くなる場合もある

埋没法は、ある日突然完全に二重がなくなるケースだけではありません。

以前より二重ラインが浅くなる、日によって二重幅が安定しない、朝だけラインが薄くなるなど、徐々に変化していくこともあります。

二重ラインが薄くなってきた場合は、現在の糸の状態やまぶたの変化を確認したうえで、必要に応じて再施術などを検討します。

ここはタイトル回収をしっかりしつつ、「10年以上持つ条件」ではなく、長期間維持されやすさに関係する要因として書きます。

埋没法が10年以上取れない人の特徴

埋没法を受けてから10年以上、二重ラインが維持される方もいます。

ただし、「この特徴があれば10年以上取れない」という明確な条件があるわけではありません。

まぶたの厚みや二重幅、術式、日常的にまぶたへ加わる負担など、さまざまな要因が埋没法の持続期間に影響すると考えられます。

まぶたが比較的薄い人

まぶたが比較的薄く、脂肪や皮下組織が少ない場合は、厚みのあるまぶたと比較して二重ラインを形成しやすい傾向があります。

一方、まぶたが厚い場合は、糸による固定部分に負担がかかりやすくなることがあります。

ただし、まぶたの厚みだけで埋没法の持続期間が決まるわけではありません。

二重幅を無理に広くしていない人

もともとのまぶたの状態に対して無理に広い二重幅を作ると、糸の固定部分に負担がかかりやすくなる場合があります。

まぶたの状態に合った自然な二重幅を設定することは、二重ラインを安定させるうえで重要なポイントの一つです。

希望する二重幅だけでなく、まぶたの厚みや目の開き方なども考慮してデザインすることが大切です。

まぶたの状態に合った術式・デザイン

埋没法には、糸を固定する位置や通し方、固定する範囲などが異なるさまざまな術式があります。

まぶたの厚みや脂肪量、皮膚の状態、希望する二重ラインなどを確認し、それぞれに適した術式やデザインを選択することが重要です。

単純に固定する点数を増やせば長持ちするというものではなく、まぶたの状態に合わせて適切に設計する必要があります。

目を強くこする習慣が少ない人

目を頻繁に強くこするなど、まぶたへ繰り返し刺激を加える習慣は、埋没法の糸や固定部分へ負担をかける可能性があります。

そのため、日常的に目を強くこすらないことも、まぶたへの余計な負担を減らすためには大切です。

ただし、目をこすらなければ必ず10年以上維持できるというわけではありません。

加齢などによるまぶたの変化が比較的小さい人

埋没法を受けたあとも、加齢による皮膚のたるみや組織の変化などによって、二重ラインの見え方は変化します。

こうしたまぶたの変化が比較的小さい場合は、施術時の二重ラインが長期間維持されることがあります。

一方で、糸の固定自体が保たれていても、皮膚のたるみなどによって二重幅が狭く見えたり、ラインが薄く見えたりする場合があります。

このように、埋没法が10年以上取れないかどうかは一つの条件で決まるものではなく、複数の要因が関係します。

ここは「30年後」という強いKWをきちんと回収しつつ、年数そのものより現在のまぶた・糸の状態が重要という結論にするとよいです。

埋没法は20年・30年後どうなる?

二重埋没4点法

二重ラインが残っている場合

埋没法から20年・30年経過していても、二重ラインが残っている場合があります。

埋没法には「○年経過すると必ず取れる」という決まった寿命があるわけではないため、長期間にわたって二重が維持される可能性もあります。

ただし、施術直後とまったく同じ二重幅や形が維持されるとは限りません。

加齢によって二重の形が変化する場合

20年・30年という長期間では、埋没糸だけでなく、まぶた自体も加齢によって変化します。

皮膚のたるみや脂肪・周囲組織の変化などによって、二重幅が狭く見える、ラインが浅くなる、以前とは異なる形に見えるといった変化が生じる場合があります。

そのため、30年後に二重の形が変わっていても、必ずしも「埋没糸が取れたこと」だけが原因とは限りません。

糸玉・違和感などのトラブルがある場合

長期間経過したあとに、糸玉が目立つ、まぶたに違和感がある、糸が透けて見えるなどの症状が気になる場合は、医療機関で状態を確認してもらいましょう。

また、赤みや腫れ、痛みがある場合や、糸が皮膚側・結膜側へ露出している場合は、炎症や感染、眼球への刺激などが起きていないか確認する必要があります。

状態によっては、埋没糸の抜糸や修正などを検討します。

症状がなければ年数だけで抜糸が必要とは限らない

「埋没法から20年・30年経ったら糸を抜いた方がいいのでは」と不安になる方もいますが、経過年数だけを理由に必ず抜糸が必要になるわけではありません。

二重ラインが安定しており、痛みや赤み、違和感、糸の露出などの症状がなければ、そのまま経過をみる場合もあります。

一方で、長期間経過した埋没糸について気になる症状がある場合は、自己判断で触ったり抜こうとしたりせず、医療機関で現在の状態を確認してもらうことが大切です。

ここはVogueらしく、「取れにくい術式」だけを追うのではなく、その人のまぶたに無理のない二重を設計することが持続性にもつながるという軸で書くのがよいです。

埋没法を長持ちさせるために大切な二重デザイン

埋没法を長持ちさせるためには、単に「取れにくい術式」を選ぶだけではなく、まぶたの状態に対して無理のない二重ラインをデザインすることが重要です。

二重幅を広くすれば目が大きく見える、固定する糸を増やせば長持ちする、という単純なものではありません。

Vogueでは、まぶたの厚みや蒙古襞、目の開き方などを確認し、顔全体とのバランスまで考えながら二重ラインを設計します。

「広い二重=きれい」とは限らない

二重幅は、広ければ広いほどきれいに見えるわけではありません。

もともとのまぶたの構造に対して無理に広い二重を作ると、ラインが不自然に見えるだけでなく、糸による固定部分に負担がかかりやすくなる場合があります。

希望する幅だけで決めるのではなく、自然に二重ラインを形成できる位置を見極めることが大切です。

まぶたの厚み

まぶたの皮膚や脂肪、軟部組織の厚みは一人ひとり異なります。

まぶたが薄い方と厚い方では、同じ二重幅や同じ術式が適しているとは限りません。

まぶたの厚みを確認し、糸に過度な負担がかからないラインや固定方法を検討します。

蒙古襞

蒙古襞の発達程度によって、自然に形成しやすい二重ラインは異なります。

蒙古襞が強い状態で無理に幅の広い平行型二重を作ろうとすると、目頭側のラインに負担がかかったり、不自然なラインになったりする場合があります。

蒙古襞の形も確認したうえで、末広型・平行型など適したデザインを検討することが重要です。

目の開き

二重デザインでは、目を閉じた状態のまぶただけでなく、実際に目を開いたときの状態を確認することも重要です。

目の開き方によっては、同じ位置に二重ラインを作っても、見える二重幅や目元の印象が異なります。

目の開きと二重ラインの関係を確認しながら、無理のない位置を検討します。

眉と目の距離

眉と目の距離も、二重幅の見え方や目元全体の印象に関係します。

二重だけを部分的に見てデザインすると、希望した二重幅になっていても、目元全体ではバランスが不自然に見えることがあります。

眉と目の位置関係も含めて、自然に見える二重幅を検討することが大切です。

顔全体とのバランス

二重デザインは、まぶただけで完結するものではありません。

目の大きさや形、眉、鼻、顔の輪郭などとのバランスによって、似合う二重幅や形は異なります。

Vogueでは「できるだけ広い二重」「取れにくさだけを重視した二重」を目指すのではなく、まぶたの構造に無理がなく、顔全体に自然になじむ二重ラインを重視しています。

長期間安定した二重を目指すためにも、術式だけではなく、一人ひとりのまぶたに合ったデザインを選択することが重要です。

埋没法の持続期間についてよくある質問

埋没法は一生取れないことがありますか?

結果として非常に長期間二重ラインが維持されることはありますが、埋没法の効果が一生続くと保証することはできません。

糸による固定状態だけでなく、加齢による皮膚のたるみなどによって二重の見え方が変化する可能性もあります。

埋没法は10年経ったら抜糸した方がいいですか?

10年経過したという理由だけで、必ず抜糸する必要があるわけではありません。

痛みや赤み、違和感、糸の露出などがなく、二重ラインも安定している場合は、そのまま経過をみることもあります。

気になる症状がある場合は、年数にかかわらず医療機関へ相談しましょう。

10年以上経つと癒着しますか?

長期間経過すると糸を通した部分に組織の癒着や瘢痕が形成されていることがありますが、「10年以上経てば必ず癒着する」とは一律にいえません。

癒着の程度は術式や糸の通し方、まぶたの組織の状態などによって異なります。

癒着すれば埋没糸が取れても二重は残りますか?

糸による固定が弱くなったあとも、形成された癒着などによって二重ラインが残る場合はあります。

ただし、癒着があれば必ず二重が維持されるわけではありません。ラインが薄くなったり、消失したりする場合もあります。

埋没法が取れやすい人の特徴はありますか?

まぶたが厚い、脂肪量が多い、まぶたの状態に対して二重幅を広く設定している、目を頻繁に強くこするなどは、二重ラインの維持に影響する可能性があります。

ただし、一つの特徴だけで「取れやすい」と判断できるものではなく、まぶたの状態や術式などを総合的に考える必要があります。

2点留めと3点留めでは持続期間が違いますか?

3点留めにすれば必ず2点留めより長持ちするとは限りません。

固定する点数だけではなく、糸の通し方や固定する位置、まぶたの状態、二重デザインなども持続性に関係します。

単純に「点数が多いほど取れにくい」と考えるのではなく、一人ひとりのまぶたに合った方法を選ぶことが重要です。

埋没法が取れたら何回でもやり直せますか?

埋没法は再施術できる場合がありますが、何回でも無制限に繰り返せるとは限りません。

施術を繰り返すと、まぶたの中に複数の糸が残ったり、瘢痕や癒着が生じたりすることがあります。

過去の施術回数や残っている糸、まぶたの状態などを確認したうえで、再度埋没法を行うのか、抜糸や切開法など別の方法を検討するのか判断することが大切です。

まとめ

埋没法には「平均○年」「○年経てば必ず取れる」といった、すべての方に共通する明確な寿命はありません。

数年で二重ラインが薄くなる場合がある一方、10年以上維持される方もいます。また、20年・30年経過しても二重ラインが残っている場合があり、症状がなければ年数だけを理由に抜糸が必要になるとは限りません。

Vogueでは、一人ひとりのまぶたの状態を確認し、希望する二重だけでなく、自然さや安定性まで考慮して二重デザイン・術式を検討しています。

「できるだけ長持ちする埋没法を受けたい」「自分のまぶたに合った自然な二重にしたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。