
埋没法を受けたものの、「二重ラインが取れてしまった」「思っていた二重幅と違う」「左右差や食い込みが気になる」と悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、埋没法の他院修正ができるケースややり直す方法、抜糸が必要になるケース、再施術を検討できるタイミングについて詳しく解説します。現在の二重に違和感があり、他院での修正を検討している方は参考にしてください。
他院で受けた埋没法でも修正・再手術はできる?

他院で受けた二重埋没法であっても、現在のまぶたの状態によっては修正・再手術が可能です。
「二重のラインが取れてしまった」「以前より薄くなった」という場合には、再度埋没法を行うことで二重ラインを形成できるケースがあります。また、現在よりも二重幅を広げたい場合も、まぶたの状態を確認したうえで再埋没を検討できます。
一方で、二重幅を狭くしたい場合や、強い食い込み・左右差・糸のポコつきなどを改善したい場合は、以前の埋没糸を抜糸してから再手術を行うことがあります。
ただし、修正だからといって必ず抜糸が必要になるわけではありません。以前の糸を残したまま新たに埋没法を行えるケースもあり、希望する二重ラインや糸の位置、まぶたの状態などによって判断します。
また、埋没法を何度も繰り返している方や、まぶたの厚み・たるみなどによって埋没法では安定したラインを作ることが難しい方には、再埋没ではなく切開法が適している場合もあります。
そのため、「他院で受けた埋没法だから修正できない」と考える必要はありません。現在の二重ラインや残っている糸の状態、まぶたの厚み、これまでの手術回数・術式などを確認し、希望する仕上がりに合わせて適切な修正方法を選ぶことが重要です。
埋没法の他院修正・再手術の方法早見表
| 現在の状態 | 考えられる修正方法 |
|---|---|
| 二重が取れた・薄くなった | 再埋没 |
| 二重幅を広げたい | 再埋没など |
| 二重幅を狭くしたい | 抜糸+再埋没など |
| 左右差がある | 原因に応じて再調整 |
| 糸が透ける・ポコつく | 抜糸を検討 |
| 何度も埋没が取れている | 切開法も選択肢 |
| 強い食い込み・不自然なライン | 抜糸や切開を含めて検討 |
修正方法は「どのような状態になっているか」だけでなく、「今より幅を広げたいのか・狭くしたいのか」「自然なラインに整えたいのか」など、希望する仕上がりによっても変わります。
特に他院修正では、以前の埋没糸がどこに残っているか、どのような方法で固定されているかを含めてまぶたの状態を確認したうえで、抜糸の必要性や再手術の方法を判断することが大切です。
埋没法の他院修正を検討する主なケース
埋没法の他院修正を検討する理由は、二重ラインが取れた場合だけではありません。希望していた二重幅と異なる、左右差や強い食い込みが気になる、糸のポコつきが目立つなど、さまざまなケースがあります。
ここでは、埋没法の修正・再手術を検討する代表的なケースについて解説します。
埋没法が取れた・二重ラインが薄くなった
埋没法は、医療用の糸でまぶたを固定して二重ラインを形成する施術です。そのため、時間の経過とともに糸が緩んだり固定が弱くなったりして、二重ラインが薄くなる・取れることがあります。
「埋没法をして2年で取れた」という場合でも、必ずしも異常とは限りません。埋没法の持続期間には個人差があり、まぶたの厚みや脂肪量、希望する二重幅、目をこする癖などによってもラインの持続性は変わります。
二重ラインが薄くなった・完全に取れてしまった場合には、まぶたの状態を確認したうえで再度埋没法を行うことが可能です。
ただし、短期間で繰り返し取れている場合は、同じ方法で再埋没を続けるのではなく、固定方法の見直しや切開法を検討した方がよいケースもあります。
希望していた二重幅と違う
「思っていたより二重幅が広い」「もっと幅広の二重にしたかった」など、仕上がった二重幅が希望と異なることも他院修正を検討する理由の一つです。
二重幅を広げたい場合は、現在のラインより高い位置に新たなラインを形成することで修正できるケースがあります。
一方、二重幅を狭くする修正は、幅を広げる場合よりも複雑になる傾向があります。元の二重ラインが強く残っている場合には、以前の埋没糸を抜糸してラインを弱めたうえで、新しい位置に埋没法を行うことがあります。
希望する幅だけでなく、元のラインの残り方や皮膚の状態などを確認して修正方法を判断することが重要です。
左右差が気になる
「左右で二重幅が違う」「片方だけラインが薄い」といった左右差が気になり、修正を希望するケースもあります。
左右差の原因が埋没糸の固定位置や緩みにある場合には、片側または両側を再調整することで改善を目指せます。
ただし、埋没法を受けて間もない時期の左右差は、腫れの程度が左右で異なることで一時的に生じている可能性があります。 術後すぐの状態だけで仕上がりを判断せず、腫れが落ち着くまで経過を見ることも大切です。
また、もともとの目の開き方や眉毛の高さ、まぶたの厚みなどに左右差がある場合もあります。そのため、単純に二重幅だけを見るのではなく、左右差が生じている原因を確認してから修正方法を検討します。
二重の食い込みが強い・ハム目になっている
二重ラインの食い込みが強く、二重のラインとまつ毛の間がぷっくりと膨らんで見える状態は、一般的に「ハム目」と呼ばれます。
術後早期は腫れによって一時的に食い込みが強く見えることがありますが、十分な期間が経過しても不自然な食い込みやハム目が残っている場合には、修正を検討することがあります。
原因としては、二重幅が広すぎる、糸の固定が強い、まぶたの厚みや目の開き方に対して二重ラインが適していないなど、さまざまなものが考えられます。
状態によっては埋没糸を抜糸してラインを弱めたり、希望する位置に新しい二重ラインを形成したりします。埋没法だけでの修正が難しい場合には、切開法を含めて検討することもあります。
糸のポコつき・透け・違和感がある
埋没法の術後、糸を留めた部分がポコッと膨らんで見えたり、皮膚から糸が透けて見えたりすることがあります。
術後間もない時期であれば腫れやむくみによって目立っている可能性もありますが、時間が経過しても改善しない場合には、糸の結び目や位置などが影響している可能性があります。
見た目の問題だけでなく、ゴロゴロする、痛みがあるなどの違和感を伴う場合には、放置せず医師の診察を受けましょう。
状態によっては原因となっている埋没糸を抜糸し、必要に応じて再埋没を行います。
何度も埋没法が取れてしまう
埋没法をやり直しても繰り返し二重ラインが薄くなる・取れてしまう場合には、同じように再埋没を続けることが適切とは限りません。
まぶたが厚い、脂肪量が多い、幅広の二重を希望しているなど、埋没法では二重ラインを維持しにくい条件が影響している可能性があります。
また、埋没法を繰り返すほどまぶたの中に残る糸が増える可能性もあるため、「取れたらその都度埋没法をすればよい」と考えるのではなく、なぜ繰り返し取れてしまうのかを確認することが重要です。
これまでの施術回数やまぶたの状態、希望する二重ラインによっては、固定方法を変更して再埋没するほか、二重切開法へ切り替えることも選択肢となります。
埋没法の他院修正・再手術はいつからできる?
埋没法の仕上がりが気になった場合、「いつから他院修正や再手術ができるの?」と気になる方もいるでしょう。
再手術が可能になる時期は、現在のまぶたの状態や修正する内容によって異なります。基本的には、術後の腫れやむくみが落ち着き、二重ラインの状態を正確に判断できるようになってから修正を検討します。
一方で、強い痛みや腫れ、糸の露出などがみられる場合は、仕上がりが安定するまで待つのではなく、早めの診察が必要です。
基本的には腫れが落ち着いてから判断する
埋没法の直後は、腫れやむくみによって二重幅が広く見えたり、左右差や食い込みが強く見えたりすることがあります。
そのため、術後すぐの二重ラインがそのまま完成形になるとは限りません。
「二重幅が広すぎる」「左右差がある」「食い込みが強い」と感じても、腫れが引くにつれて自然になじんでいく可能性があります。
完成していない段階で再手術を行うと、腫れによる一時的な変化なのか、実際に修正が必要な状態なのかを正確に判断しにくくなります。また、まぶたへの負担を重ねることにもなるため、美容上の仕上がりが気になる場合は、まず経過をみることが基本です。
ただし、修正に適したタイミングは一律ではありません。受けた術式や現在の状態、希望する修正内容によって異なるため、自己判断で時期を決めず、医師の診察を受けて判断しましょう。
早めの診察が必要になるケースもある
「二重幅がイメージと違う」「左右差が気になる」といった美容上の仕上がりに関する悩みであれば、腫れが落ち着くまで経過をみてから修正を判断するケースがあります。
一方、次のような症状がある場合は、単なる仕上がりの問題ではなく、医学的なトラブルが起きている可能性があります。
- 強い痛みが続いている
- 腫れや赤みが強い、または悪化している
- 埋没糸が皮膚やまぶたの裏側から露出している
- 膿などがみられ、感染が疑われる
- 目に強い異物感や違和感がある
このような場合は、「ダウンタイムだから」と自己判断で様子を見続けず、施術を受けたクリニックや眼科・形成外科などの医療機関へ早めに相談することが大切です。
特に糸が眼球側に露出している場合などは、角膜を傷つける可能性もあります。美容目的の再手術をいつ行うかとは分けて考え、まずは症状の原因を確認し、必要な処置を受けましょう。
埋没法の他院修正で後悔しないためのポイント
埋没法の他院修正では、単純に「もう一度埋没法をする」だけで希望する仕上がりになるとは限りません。
以前の埋没糸や二重ラインが残っている状態から修正するため、初めて埋没法を受ける場合とは条件が異なります。現在の状態だけでなく、過去の施術内容や希望する仕上がりまで踏まえて治療方法を決めることが大切です。
過去の施術内容をできるだけ医師に伝える
他院修正の診察では、過去にどのような埋没法を受けたのか、分かる範囲で医師に伝えましょう。
具体的には、以下のような情報があると診察の参考になります。
- 埋没法を受けた時期
- 受けた術式や固定方法
- 何点留めで施術したか
- これまで埋没法を受けた回数
- 過去に抜糸したことがあるか
- 以前に修正手術を受けたことがあるか
施術を受けたクリニックの診療明細や施術内容が分かる資料が残っている場合は、カウンセリング時に持参するとよいでしょう。
ただし、過去の術式や糸の位置が分からないからといって、必ずしも他院修正ができないわけではありません。実際のまぶたの状態を診察したうえで、修正方法を検討します。
「元に戻したい」のか「別の二重にしたい」のか整理する
他院修正を受ける際に特に重要なのが、
「現在の埋没法を元に戻したいのか」
「現在の二重をさらに希望するデザインへ変更したいのか」
を整理することです。
たとえば、幅広の二重になってしまったため「埋没法を受ける前の状態に戻したい」という場合には、原因となっている糸を抜糸して元の状態に近づけることを検討します。
一方、「今の二重幅は気に入っていないので、もう少し狭く自然な二重にしたい」といった場合には、必要に応じて抜糸を行ったうえで、新しい位置に二重ラインを形成するなどの方法を検討します。
つまり、元に戻すための修正と、新しい二重を作るための修正では治療の目的や設計が異なります。
「今の二重が嫌」というだけでなく、「どの状態まで戻したいのか」「最終的にどのような二重になりたいのか」まで医師と共有することが、修正後のイメージのずれを防ぐために重要です。
再埋没だけで解決できるか診断してもらう
埋没法の修正だからといって、必ず再埋没だけで解決できるとは限りません。
二重ラインが取れた・薄くなったケースでは再埋没で対応できることがありますが、強い食い込みやハム目、幅広すぎる二重などでは、以前の糸の抜糸が必要になる場合があります。
また、埋没法を何度も繰り返している方や、まぶたの状態から二重ラインを維持しにくいと考えられる方では、再埋没ではなく切開法が適していることもあります。
大切なのは「埋没法で失敗したから、もう一度埋没法をする」と決めてしまうのではなく、現在の状態になった原因を確認したうえで、再埋没・抜糸+再埋没・切開法などから適した方法を選ぶことです。
他院修正の経験がある医師へ相談する
埋没法の他院修正では、以前の施術によって形成された二重ラインや残っている糸、瘢痕などを考慮しながら治療方法を決める必要があります。
特に、二重幅を狭くしたい場合や、強い食い込み・ハム目を改善したい場合、複数回の埋没歴がある場合などは、初回の埋没法よりも治療設計が複雑になることがあります。
そのため、クリニックを選ぶ際は、埋没法の料金や施術方法だけで判断するのではなく、他院で受けた埋没法の抜糸や修正、再手術にも対応しているかを確認することが大切です。
カウンセリングでは、現在の状態になっている原因や抜糸の必要性、再埋没で対応できるのか、ほかの術式が適しているのかまで説明を受け、納得したうえで修正方法を選びましょう。
まとめ
他院で受けた埋没法であっても、現在のまぶたの状態に応じて修正・再手術を行えるケースがあります。
二重ラインが取れた・薄くなった場合は再埋没で対応できることがありますが、二重幅を狭くしたい場合や、強い食い込み・ハム目・糸のポコつきなどがある場合には、以前の埋没糸を抜糸してから再手術を行うこともあります。また、何度も埋没法が取れている場合には、切開法を含めて検討した方がよいケースもあります。
修正を検討する際は、単に「もう一度埋没法を受ける」と考えるのではなく、現在の状態になっている原因と、最終的にどのような二重にしたいのかを整理することが重要です。
また、術後早期は腫れやむくみによって二重幅や左右差が一時的に目立つことがあるため、美容上の仕上がりについては、まぶたの状態が落ち着いてから判断します。一方で、強い痛みや腫れ、糸の露出、感染が疑われる症状などがある場合には、再手術の時期を待たず早めに医療機関を受診しましょう。
埋没法の他院修正では、残っている糸の状態や過去の施術内容、まぶたの厚みなどによって適した方法が異なります。再埋没だけで対応できるのか、抜糸が必要なのか、切開法を検討すべきなのかまで含めて、他院修正に対応している医師へ相談し、自分の状態に合った治療方法を選びましょう。



