二重全切開のダウンタイムを早く治すコツと注意点

二重全切開ダウンタイムは、皮膚切開を行うので腫れが出やすい施術です。

ダウンタイムを早く治す・軽減するには、患部が腫れないように過ごすのがポイント。

「血流が促されるような行為はしない」ように過ごすことが大切です。

 では、その具体的な方法について早速チェックしていきましょう。

二重全切開のダウンタイムを早く直すコツ

二重全切開のダウンタイムには個人差がありますが、術後の過ごし方によって腫れや内出血の程度が変わることがあります。

少しでもスムーズな回復を目指すために、以下のポイントを意識しましょう。

  • 施術後2日間は特に、患部を冷やす
  • 施術後1週間のお風呂はシャワーで過ごす
  • 頭を低くしない
  • まぶたに触らない
  • 処方薬を飲む
  • 傷口を保湿する

施術後2日間は特に、患部を冷やす

施術直後から2日程度は、まぶたに炎症が起きており、熱感や腫れが強く出やすい時期です。

この時期に血流が良くなると腫れが悪化し、ダウンタイムが長引く原因となるため、適度に冷却を行うことが大切です。

保冷剤やアイスノンをタオルやハンカチで包み1回15分程度を目安に冷やしましょう。長時間連続して冷やすと低温やけどや凍傷のリスクがあるため、必ず休憩を挟みながら行ってください。

また、「冷えピタをおでこに貼ればよいですか?」という質問をいただくことがありますが、おでこを冷やしてもまぶたまでは十分に冷えません。そのため、まぶたの腫れを抑える効果はほとんど期待できないと考えてよいでしょう。

なお、術後3日目以降は炎症が落ち着き始めるため、必要以上に冷やし続ける必要はありません。

施術後1週間のお風呂はシャワーで過ごす

入浴によって体が温まると血液循環が促進され、腫れや内出血が強くなる可能性があります。

そのため、術後1週間程度は湯船への入浴を控え、シャワーのみで過ごすことをおすすめします。

特に術後3日間は腫れのピークとなることが多いため、熱いお湯や長時間の入浴は避けましょう。シャワーもぬるめの温度で短時間に済ませると安心です。

頭を低くしない

術後は頭部への血流が増えることで、まぶたの腫れが強くなることがあります。

そのため、できるだけ頭の位置を高く保つことが重要です。

就寝時は普段より少し高めの枕を使用し、頭が心臓より低くならないように意識しましょう。また、長時間横になったり、うつ伏せで寝たりすることも避けることをおすすめします。

読書やスマートフォンの操作で長時間うつむく姿勢も、まぶたの腫れを助長する可能性があるため注意が必要です。

まぶたに触らない

術後のまぶたは非常にデリケートな状態です。

頻繁に触ったり、こすったりすると傷口に刺激が加わり、炎症や腫れが悪化する原因となることがあります。また、傷口から細菌が入り感染を起こすリスクも高まります。

洗顔やスキンケアを行う際も、まぶたを強く擦らないよう注意し、クリニックから指示された方法でケアを行いましょう。

処方薬を飲む

当クリニックでは、施術を受けていただいた患者様に、以下の感染予防の効果のある抗生剤、鎮痛剤、胃薬を処方しています。

  • 抗生剤:フロモックス
  • 鎮痛剤:ロキソプロフェン
  • 胃薬:ムコスタ

フロモックスは供給不良等の影響により、クラビットを処方することがあります。

抗生剤は、施術箇所にばい菌が入って腫れが悪化する恐れがあるため、そういった感染症予防のために処方されます。

しかし、抗生剤によって感染症の有無に違いがあるという科学的根拠はないため、出された抗生剤は必ず飲まなきゃいけないという決まりはありません。

抗生剤には副作用もありますので、「抗生剤を飲んだらお腹を壊してしまう」等の飲めない事情がある方は、無理して飲む必要はありません。

傷口を保湿する

術後の傷口は、適度な湿潤環境を保つことで傷の治りがスムーズになると考えられています。

傷口が乾燥すると、かさぶたが厚く形成されたり、つっぱり感やかゆみが強くなったりすることがあります。また、乾燥による刺激で赤みが長引く原因になることもあります。

そのため、術後はクリニックから処方された軟膏や保湿剤がある場合は、指示された方法で塗布し、傷口の乾燥を防ぐことが大切です。

ただし、自己判断で市販のクリームや美容液を使用すると、傷口への刺激や炎症の原因になる可能性があります。特にレチノールやビタミンC、高濃度の美容成分を含むスキンケア製品は、医師から許可が出るまでは使用を控えましょう。

また、エアコンの風が直接顔に当たる環境や、乾燥した室内環境も傷口の乾燥を助長します。加湿器などを活用し、適度な湿度を保つことも術後のケアとして有効です。

傷口の治癒を妨げないためにも、清潔な状態を保ちながら適切に保湿し、医師の指示に従ってアフターケアを行いましょう。

二重全切開のダウンタイム中の注意点は?

ダウンタイム中に気を付けるべき注意点もご紹介しますので、ダウンタイムが長くなってしまわないよう、ぜひ参考にしてください。

  • 洗顔
  • 運動・飲酒
  • 喫煙
  • 紫外線による日焼け
  • メイク
  • コンタクトの装着
  • 目やにが多くなる
  • 片目なら眼帯で隠せる

洗顔

洗顔は施術当日から可能ですが、当日は水またはぬるま湯で軽く流す程度にとどめましょう。

洗顔料の使用は翌日以降から可能な場合がほとんどですが、詳しくはクリニックの指示に従ってください。

また、術後10日程度は傷口が安定していないため、ゴシゴシ擦ることは避け、たっぷり泡立てた洗顔料を使用して優しく洗うことが大切です。

洗顔後は清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、まぶたへの摩擦を最小限にしましょう。

運動・飲酒

激しい運動や飲酒は血流を促進し、腫れや内出血を悪化させる原因となります。

ウォーキング程度の軽い運動であれば問題ない場合もありますが、ランニングや筋力トレーニングなどの激しい運動は術後1〜2週間程度控えることをおすすめします。

また、以下のような血行を促進する行為も術後しばらくは避けた方がよいでしょう。

  • サウナ
  • 岩盤浴
  • ホットヨガ
  • 長時間の入浴

術後1週間を過ぎると徐々に再開できることが多いですが、腫れが残っている間は無理をしないことが大切です。

喫煙

喫煙は血管を収縮させ、傷口へ十分な酸素や栄養が届きにくくなるため、傷の治りが遅くなる原因となります。

また、傷跡が目立ちやすくなったり、感染リスクが高まったりする可能性もあります。

ダウンタイムを少しでも短くしたい方は、少なくとも術後数週間は禁煙を心がけることをおすすめします。

紫外線による日焼け

術後のまぶたは非常にデリケートな状態で、紫外線の影響を受けやすくなっています。

紫外線を浴びることで炎症後色素沈着が起こり、傷跡の赤みや色素沈着が長引く可能性があります。

外出時は以下のような紫外線対策を行いましょう。

  • 帽子を着用する
  • 日傘を使用する
  • サングラスを着用する

特に抜糸前後は、できるだけ直射日光を避けることをおすすめします。

メイク

術後のまぶたは傷口が治癒するまで非常に敏感な状態です。

無理にメイクを行うと、化粧品の成分が刺激となり炎症を引き起こしたり、傷口へ色素が入り込んで色素沈着を起こしたりする可能性があります。

アイシャドウやアイライナーなどのアイメイクは、クリニックから許可が出るまでは控えましょう。

一般的には抜糸後からアイメイクが可能になることが多いですが、術式や経過によって異なるため、必ず担当医の指示に従ってください。

なお、アイメイク以外のベースメイクについては、当日または翌日から可能な場合もあります。

コンタクトの装着

コンタクトの装着は5日間避けてください。

コンタクトはまぶたの腫れの程度により装着が困難な場合があります。また瞼を引っ張ってしまう可能性があるので、なるべく控えて頂きたいです。

腫れの程度によっては、腫れが引くまで装着をお休みすることをおすすめします。

手術当日はまぶたの腫れを隠せるサングラスや帽子、普段コンタクトレンズをつけている人は、メガネとコンタクトケースを持っていくようにすると良いでしょう。

目やにが多くなる

術後は一時的に目やにが増えることがあります。

これは手術による刺激や炎症反応によるもので、多くの場合は異常ではありません。

通常は術後3日程度を過ぎると徐々に落ち着いていきます。

ただし、

  • 強い痛みがある
  • 黄色や緑色の目やにが大量に出る
  • 強い充血が続く
  • 急激な腫れの悪化がある

といった場合は感染の可能性もあるため、早めにクリニックへ相談してください。

目やにが気になる場合でも、強く擦ったり無理に取り除いたりせず、清潔なガーゼや綿棒で優しく拭き取るようにしましょう。

片目なら眼帯で隠せる

片目のみ二重全切開を受けた場合は、眼帯を使用することで腫れや内出血を目立ちにくくできます。

眼帯はドラッグストアや薬局などで手軽に購入できます。

仕事や学校などで人と会う予定がある場合でも、「ものもらい」「目の治療中」などと説明しやすいため、比較的自然に過ごしやすいでしょう。

ただし、長時間の眼帯使用はまぶたが蒸れやすくなるため、医師の指示がない場合は必要な場面だけ使用することをおすすめします。

まとめ

二重全切開は、半永久的な二重ラインが期待できる人気の施術ですが、その分ダウンタイムを伴います。術後は腫れや内出血、違和感などの症状が現れますが、多くは時間の経過とともに落ち着いていきます。

ダウンタイムを少しでも短くするためには、患部を適切に冷やすことや、血流を過度に促進する行為を避けること、傷口を清潔に保ちながら刺激を与えないことが重要です。また、洗顔やメイク、コンタクトレンズの使用などについても、医師の指示を守りながら慎重に行いましょう。

術後の経過には個人差がありますが、正しいアフターケアを行うことで、よりスムーズな回復と美しい仕上がりにつながります。不安な症状がある場合は自己判断せず、早めにクリニックへ相談することをおすすめします。

Vogueでは、施術だけでなく術後の経過や過ごし方まで丁寧にサポートし、自然で美しい仕上がりを目指しています。