ボトックス注射とは？期待できる効果や持続期間などをご紹介

こんにちは！札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。

 

美容医療の分野において高い認知度を誇るボトックス注射。

「ボトックス注射は良いらしい」とはよく聞くけれど、その具体的な効果はあまり知らないという方もいるのではないでしょうか？

 

今回はボトックス注射で期待できる効果についてご紹介します。

 

ボトックス注射の持続期間やしわ改善以外の効果についても解説しますので、ボトックス注射を行いたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

 

ボトックス注射とは？

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質の一種であるボツリヌス毒素製剤を、筋肉に直接注入する施術です。

 

ボトックスには注入した箇所の筋肉の緊張を緩める効果があります。

美容分野では主にしわやエラの改善に用いられ、「目尻の笑いじわ、額や眉間のしわを改善したい」「フェイスラインをすっきりしたい」というケースで行うことが多いです。

 

「毒」とついているので不安になるかもしれませんが、この特性を活かして脳卒中の後遺症の手足のつっぱりや顔面けいれんの治療など、医療分野でも使用されています。

 

ボトックス注射は施術にかかる時間が短く、さらにメスを使わず細い針を使用するため、ダウンタイムがほとんどないのも魅力です。

 

また、しわ治療に用いられる注射で、ボトックス注射と比較されるものとして「ヒアルロン酸注射」があります。

ボトックス注射とはまた違う効果があるので、特徴を知ったうえで使い分けると良いでしょう。

 

ボトックス注射とヒアルロン酸注射はどう違う？

ヒアルロン酸は肌の中の真皮と呼ばれる部分に含まれており、肌の弾力やハリに大きな影響を与えている成分です。

 

ヒアルロン酸は、もともと人間の体に存在する成分なので安全性が高く、美容医療では直接注射することでしわを目立たなくする治療に用います。

 

ボトックス注射は筋肉の緊張を緩めるという働きがありますが、ヒアルロン酸注射は肌にボリュームを与え、しわやたるみを改善するという働きがあります。

 

ボトックス注射は、表情を変えたときに筋肉の動きによってできる「表情じわ」の解消に特に効果的です。

眉をひそめたときの眉間のしわや、目を見開いたときのおでこのしわ、笑顔のときの目尻のしわなどが該当します。

 

一方、ヒアルロン酸注射が効果的なのは、乾燥やたるみが原因のしわ。

具体的には目元や口元の小さなしわや、ほうれい線や目の下のくぼみ、口もとからアゴにかけて伸びる「マリオネットライン」と呼ばれるしわなどです。

 

簡単にいうと、表情の変化により現れるしわにはボトックス、何もしてなくても目立つしわにはヒアルロン酸が力を発揮します。

 

 

ボトックス注射で期待できる効果をご紹介

 

筋肉の働きに作用するボトックス注射には、さまざまな治療効果があります。

 

具体的にどのようなものがあるか確認していきましょう。

 

しわの解消

ボトックス注射によって表情筋の緊張を和らげるため、額や目尻、眉間、鼻筋（バニーライン）、口元、顎などにあるしわを改善できます。

 

特に表情を変えるときに出る表情じわに効果的です。

額や目尻のしわは見た目を大きく左右するので、これらが解消されるとグッと若々しい印象になります。

 

しわにおすすめの治療法については「しわの解消におすすめの治療方法をご紹介！しわの原因や種類も確認」で詳しくご紹介しています。

ボトックス以外の治療方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

エラ張りの解消・小顔効果

歯ぎしりや食いしばりにより、フェイスラインの筋肉である咬筋（こうきん）が発達しすぎると、エラが張ったように見えます。

このタイプのエラ張りの場合、咬筋にボツリヌス注射を注入すると緊張が和らぎ、フェイスラインがすっきりとして小顔な印象に変わります。

 

小顔の施術については「小顔整形の種類は？お悩み別におすすめの施術をご紹介」でくわしくご紹介しています。

 

また、歯ぎしりや食いしばりが原因の肩こりや頭痛、あごの痛みの解消も期待できます。

 

多汗症を抑える

ボトックスの注入は顔以外にも可能です。

汗がよく出る汗腺のある場所にボトックスを注入すると、汗腺の活動を抑制します。

主にわきに注入されます。

 

多汗症の原因やその治療については「多汗症の治療方法を解説！セルフチェック方法や予防方法もご紹介」もご覧ください。

 

美脚効果

ふくらはぎの筋肉に注射すると、膨らんで目立つところがすっきりし、細く美しい脚になります。

 

 

ボトックス注射の効果の持続期間もチェック！

さまざまな効果が期待できるボトックス注射ですが、その効果は永久的なものではありません。

 

一般的にはボトックス注射をしてから2〜3日で効果が現れはじめ、1週間後ほどで安定した状態になります。

 

効果は通常3〜4カ月程度持続し、そこから徐々に効果が薄れていき、6カ月を経過するころにはなくなっていることがほとんどです。

継続的な効果を求めるなら、定期的に施術を受けることが必要です。

 

ボトックス注射は定期的に注入すると、発達していた筋肉が徐々に小さくなっていくため、効果が長続きすると考えられています。

 

どの程度の頻度でボトックスを打つと良いかは個人差があり、打つ部位によっても異なります。

医師とのカウンセリングの際にしっかり確認しましょう。

 

 

ボトックス注射によるリスクも知ろう

外科的な治療と比べるとダウンタイムが短く、メスで切開することもないため施術も10〜15分程度で終わるというメリットのあるボトックス注射。

 

高い安全性が確認されており、多くの治療に用いられていますが、気をつけるべき点もいくつかあります。

安心して施術を受けるため、起こる可能性のあるリスクについても確認しましょう。

 

腫れや痛み、内出血が起こることがある

まれに注射した部位が赤く腫れたり、内出血が起こることがあります。

これはボトックスそのものが原因ではなく、注入の際に使用した注射が原因であることがほとんど。

このような症状は徐々に治まっていき、数日経てば違和感はほぼなくなります。

 

長く続く場合は、病院に相談しましょう。

 

表情が不自然になる可能性がある

ボトックスは筋肉の動きに作用するため、顔の筋肉が動きにくくなり、表情が不自然になるケースがあります。

このような場合は担当医が注入する箇所や量の判断を誤った可能性が考えられます。

 

ボトックス注射は安全性の高い施術ですが、医療行為であるため、担当医にはしっかりした経験と知識が必要です。

美容クリニックや担当医の選択は慎重に行いましょう。

 

 

ボトックス注射とは、さまざまな美容効果が期待できる治療

筋肉の緊張を和らげる作用のあるボトックス注射。

メスを使わないためダウンタイムが少なく、施術も短時間で終わります。

 

しわを解消するイメージが強いボトックス注射ですが、それ以外にも多汗症を抑制したり、エラ張りを解消したり、すっきりとした美脚が叶ったりとさまざまな効果があります。

 

ボトックス注射は医療行為のため、信頼のおけるクリニックを選択することが重要です。

しっかりとしたクリニックであれば、いざというときも安心ですよ。

 

もっと「若々しくなってはつらつとした日々を送りたい！」という方は、一度ボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか？

 

札幌のル・トロワにある美容クリニック「Vogue」でもしわ治療に効果のあるボトックス注射を受けていただけます。

お悩みを抱えている方は、ぜひご相談ください。

患者様お一人おひとりの症状や原因に合わせて、最適な治療方法をご提案しています。

 

当院のInstagramでも、さまざまな症例や最新機器などの情報を発信しておりますので、あわせて参考にしてみてくださいね。