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頬骨骨切り

FACELIFT

頬骨骨切り術は、顔の横幅を縮小し、よりスリムでバランスの取れたフェイスラインを形成するために行われます。特にアジア圏では、強調された頬骨を柔らかく整えるための需要が高い手術です。

適応

  1. 頬骨の横幅が広い人:顔が横に広く見えることが気になる場合​
  2. 頬骨の突出が目立つ人:頬骨本体や頬骨弓(アーチ)の突出が顕著なケース​
  3. 非対称な顔立ちの人:頬骨の左右非対称による不均衡を改善したい場合​

症例

頬骨骨切り術

【術式】
・頬骨骨切り術
担当医:中川医師

お悩み
・外側に張り出した頬骨を整えたい
・顔の横幅を小さくしたい
・輪郭を整えたい

ダウンタイム
・腫れ内出血 3〜4週間
・完成形 6〜12ヶ月後

CT撮影▶︎骨格、筋肉、脂肪量を画像分析
3D骨格模型作成▶︎骨格模型を作成し詳細な手術シミュレーションを行います。

注意が必要なタイプ

過去に頬への施術歴がある人:脂肪注入やフィラー歴がある場合は特に事前分析が重要

顎関節症など口が開けにくい症状のある人:術後さらに口が開けにくくなる可能性あり

皮膚がたるみやすい人:40歳以上や皮膚弾力の低下が見られる場合、頬のたるみ対策が必要​

標準的な頬骨縮小術 (L型骨切り術)

  • 目的: 頬骨の幅を縮小し、フラットで角ばった輪郭を滑らかで女性的なラインに変えます。
  • 術式: 上口腔前庭アプローチからL字型の骨切りを行い、頬骨を内側および後方に移動させます。その後チタン製のプレートとスクリューにて後戻りしないようしっかりと固定します。
  • 上口腔前庭切開: 口腔内から切開を行うため、外から見える傷跡は残りません。口腔内の傷口は目立ちにくく、術後の回復も比較的早いです。
  • 側頭部アプローチ: 側頭部の髪の毛の中に小さな切開を加えることで、頬骨弓へのアクセスが容易になります。これにより広範囲な調整が可能です。
  • 効果: 頬骨弓を内側に押し込むことにより、顔面の横幅を狭めます。頬骨弓の厚さの分だけ縮小できるので、片側につき4mm程度(両側で8mm程度)の縮小が可能です。頬骨体を部分的に切除し、後方に押し込むことで、頬骨の下半分の突出を減じることが可能です。

オプション:眼窩下縁骨削り

  • L型骨切り術では頬骨の上半分の大きさは変わりません。突出の主体が上半分である場合には、下眼瞼切開および経結膜切開アプローチにて頬骨の上半分の突出部を削って縮小することも可能です。
  • 下眼瞼切開: 下まぶたの皮膚を切開してアプローチする方法です。視認性が高く、複雑な骨の調整が必要な場合に適していますが、傷跡はまつ毛のラインに隠れるため目立ちにくいです。
  • 経結膜切開: 下まぶたの内側(結膜側)から切開を行うため、外から傷跡が一切見えません。比較的軽度な調整に用いられ、皮膚を切開しないため回復も早いです。

合併症

  • 眼窩下神経麻痺: 手術操作中に神経が牽引されることで、顔面中1/3および上顎の歯の知覚異常(感覚がない、しびれる)が生じることがあります。徐々に改善しますが、概ね6ヶ月~2年間くらい完全回復までかかります。また、頻度は低いものの、前頭筋麻痺によりおでこに皺が寄せられなくなくこともあります。こちらも一時的なもので徐々に回復してきますが、症状の強い場合、眉毛挙上などの追加施術が必要となることがあります。
  • 開口障害:内側に押し込んだ頬骨が邪魔をして口が開けにくくなります。明らかに骨が干渉する場合には下顎骨筋突起を骨折させたり、切除することもあります(切除しても特に機能障害は生じません)

術後経過

  • 腫れや内出血は2週間程度で解消されることが多く、3ヶ月後には概ね輪郭が安定​します
  • 骨の移動量や、切除量が大きい場合、骨格の縮小に皮膚、軟部組織が追いつかず、たるみや下垂が生じます。術後早期はできるだけ皮膚、軟部組織を圧迫して骨に密着させる目的でのフェイスバンド装用をお勧めします。
  • 圧迫してもなお生じた、あるいは残存するたるみには、フェイスリフトなどの追加手術が必要となることがあります。
  • 口腔内は吸収糸(溶ける糸)で縫合します。術後2週間程度で自然脱落してきますが、粘膜が癒合した後であれば全抜糸が可能です。下眼瞼切開や経結膜切開で皮膚を縫合した際は術後1週間程度で全抜糸を行います。食事は口から摂取して構いませんが、熱いものや辛いもの、クラッカーや煎餅などの堅くて小さなかけらが散るような食べ物は2週間程度避けてください。歯磨き、うがいは行って口腔内の衛生を保つようにしてください。
  • プレートとスクリューは骨癒合の完了する術後6ヶ月程度で役目を終えます。非磁性体のチタンでできているため、そのまま残っていてもMRI撮影は可能ですし、必ずしも全例で摘出する必要はありません。生体適合性が高く、長期留置すると骨に埋もれて摘出が困難となるため、摘出するのであれば術後1年程度をお勧めします。

診療料金

診察・診断料金

初診料

3,300円(前田院長のみ5,500円)

再診

1,100円(前田院長のみ3,300円)

施術部位ごとの治療料金

全て税込価格(10%)

頬骨骨切り1,320,000円

よくあるご質問

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