EYES
上まぶたの皮膚を切開し、眼瞼挙筋を前に畳んで縫い付け緩んだ筋肉を縮めることで眼の開きを改善します。
当院では、眼瞼下垂による症状の回復の他、見た目の美しさや自然な仕上がりを重視した治療に重点をおいています。
札幌ル・トロワビューティークリニックVogueの眼瞼下垂手術の特徴
当院の眼瞼下垂手術は、患者様の理想を実現するために以下のポイントを重視しています。
目の開きだけでなく美しい二重の形を同時に形成
眼瞼下垂は目の開きが悪くなる病気です。開きにくい瞼を持ち上げるために眼瞼下垂手術という保険適応の治療がありますが、かなり進行していないと保険適応になりません。またこの手術は目の開きを良くするのが目的で、二重の形を綺麗にする事は考慮されないため、顔つきが変わってしまうなどのリスクがあります。当院では二重の形を極限まで綺麗に整える治療を眼瞼下垂手術と同時に行うため、美しい二重を得ながらにして目の開きをしっかり作る事ができます。
腫れや出血が圧倒的に少ない工夫
眼瞼下垂手術にはハサミやバイポーラといった機器を使用する事がほとんどですが、それらを使用せずにモノポーラを使用し、かつ電気メスの中でも腫れにくい機器を使用しております。さらに電気が周囲に放散しないモードで手術をすることにより圧倒的に腫れや内出血の少ない結果を出す事ができます。麻酔についても極細の針や先の尖ってない鈍針を用いる事で不要な出血を避け、長時間作用型の麻酔を併用する事で最小限の麻酔量で手術を完遂する事が可能です。
二重修正ができる形成外科専門医が行う眼瞼下垂手術
簡易的は埋没法に比べ、切開を伴う二重手術は非常に高い技術を要し、眼瞼下垂手術はさらに繊細な手術手技が求められます。埋没法により二重手術は世間に広く知られたため、切開を伴う二重手術も簡単に行えると勘違いされがちです。そのせいか経験の少ないドクターで切開法を受けられた方から、術後に変形してしまった、眼瞼下垂になってしまった、などの悩み相談が非常に多くなっております。私のところに来る患者さんは半数以上が修正の相談になっておりますが、一度壊されたまぶたの構造を再度作り上げるには非常に高い技術が要求されます。圧倒的な症例数の修正手術を行う形成外科専門医が経験眼瞼下垂手術を担当するので希望の二重を叶える安心の結果を提供します。
先天性・後天性眼瞼下垂の違い
眼瞼下垂とは「上まぶたが下がってきて自分の力では持ち上げらせない状態」を指します。
主な原因として加齢による変化やコンタクトレンズの長期装用によりまぶたを開く筋肉が傷んでしまった後天的は眼瞼下垂がほとんどですが、中には疾患による眼瞼下垂(重症筋無力症、脳梗塞、脳動脈瘤、脳腫瘍、動眼神経麻痺といった重篤な病気)などもあるため注意が必要です。
眼瞼下垂を起こすと、目が開かないため上方の視野が狭くなったり、非常に見栄えの悪い外見となってしまいます。
上まぶたの挙上には主に上眼瞼挙筋とミュラー筋という二つの筋肉が関わっており、それらをサポートする様に前頭筋(額の筋肉)も間接的に関与しています。
これらの筋肉やそれを支配する神経の機能が落ちることで眼瞼下垂は起こるわけですが、先天性に起こる眼瞼下垂と後天性に起こる眼瞼下垂を分けて考える必要があります。
先天性眼瞼下垂
生まれつきの眼瞼下垂を指し、上眼瞼挙筋の働きが不良なことにより起こります。原因は様々ですが、片側性に起こる場合と両側性に起こる場合があります。下垂があると上方が見えにくいため、それをカバーするために顎を上げる姿勢が多くなったり、眉毛を上げ額に皺を寄せながら物を見る傾向があります。
眼瞼下垂の程度が強い場合、時に視力の発達に影響するため、視機能評価や合併症の有無を含めとも眼科を受診して手術の必要性や時期について判断する必要があります。目を開く筋肉が機能していないため、治療は手術を要します。
後天性眼瞼下垂
最も多いのは加齢によるもので、上眼瞼挙筋の腱が伸展する事により伸び切ったゴムの様になった腱膜では徐々に目が開かなくなっていきます。また、長年のコンタクト装用により瞼の裏が擦れることにより腱膜が断裂してしまう眼瞼下垂が増加しており、特にハードコンタクトレンズの装用者に多い傾向があります。(厚く硬いハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズよりも摩擦が強く生じて腱膜が摩耗してしまう)
後天性眼瞼下垂はこの他にも外傷や疾患で発症し、重症筋無力症の様に神経伝達ができなくなる場合や脳動脈瘤や糖尿病などによって動眼神経麻痺が起こるもの、肺癌などに伴う交感神経麻痺(ホルネル症候群)など原因は多岐にわたります。これらの疾患が原因の場合は他の眼の症状や全身症状などを伴うことも多く眼瞼下垂はその一症状になります。
また、一見すると眼瞼下垂のようにみえる偽性眼瞼下垂症も存在します。過剰な皮膚の余りが上眼瞼にのしかかる眼瞼皮膚弛緩症は加齢でも起こるため年配の方に散見されます。また甲状腺眼症のように片眼の瞼裂開大により相対的にもう片方の眼が下垂しているようにみえることもあるため、注意深く診断し適切な治療が必要となります。
手術での治療によって比較的挙筋の機能の良い眼瞼下垂は回復が見込めますが、疾患誘因の眼瞼下垂の場合、筋肉自体の働きが消失していたり神経伝達が起きてない事も多く治療効果にも限界があります。
症例
切開式眼瞼下垂術(黒目がかかる・眉毛の下のボリュームが多い患者様)
【術式】
・切開式眼瞼下垂術
担当医:荻野副院長
目の開きが弱く、眉で目を開く癖があり眼瞼下垂症と診断された患者様。
【目つきが悪く見えてしまう原因】
黒目が隠れていること
眉毛の下のボリュームが多いこと
二重の幅はその方の目の形に合わせて適応な幅で作ることにより
まつ毛が立ち上がりやすい
黒目がしっかり見えて目が大きく見える
黒目に光が入って綺麗に見える
といったメリットがあります。
当院では患者様のご理想に合わせた二重のご相談はもちろん、自分に合った二重の形がわからない方も沢山ご相談をいただいております。
切開式眼瞼下垂(見た目の美しさや左右差の)
【術式】
・切開式眼瞼下垂
担当医:荻野副院長
眼瞼下垂に起因する症状のほかに、見た目の美しくさや左右のバランスなど患者様に合わせた仕上がりを重視しております。
腫れや内出血は個人差がございますが2週間くらいで目立たなくなります。腫れや内出血の程度にもよりますが抜糸後からアイメイクも可能です。
切開ラインの傷跡は3ヶ月〜半年ほどかけて目立たなくなっていきます。術前と比べるとかなり目の開きが良くなっており、形も綺麗になっているのが分かります。
【他院埋没修正】切開式眼瞼下垂術・目頭切開
【他院埋没修正】切開式眼瞼下垂術・目頭切開
【術式】
・切開式眼瞼下垂
・目頭切開(修正)
担当医:荻野副院長
埋没をしましたが、目の開きをよくしたい希望があり眼瞼下垂のOPEを受けられた患者様。
術前と比べるとかなり目の開きが良くなっており、形も綺麗になっているのが分かります。
埋没法は糸が外れる可能性があるなどのデメリットがあります。瞼が重いかたほど糸が外れるは高いです。
瞼が重めのかたや、糸が外れるのが嫌なかたなどは全切開などを選択して頂いてます。
全切開or眼瞼下垂どちらのOPEをしたら良いのか分からない方に関しては医師が診察で判断させていただきます。
切開式眼瞼下垂術・経結膜脱脂・脂肪注入(マイクロCRF法)
【術式】
・切開式眼瞼下垂
・経結膜脱脂
・脂肪注入(マイクロCRF法)
担当医:荻野副院長
【患者や様のお悩み】
常に眠そうに見えるので、目の開きを良くしたい
年々二重幅が広くなってきたので整えたい
生まれつき目の下に影があった
目の開きが良くなり、睫毛げ上を向くことで瞳が綺麗に見えるように改善しました。
クマ治療により目の下の影が無くなり、涙袋が出て目元が明るくなりました。
左目切開式眼瞼下垂(他院で5回ほど修正手術されてた患者様)
【術式】
左目切開式眼瞼下垂術(他院修正)
担当医:前田院長
自費診療で眼瞼下垂術をされたことのある患者様同じクリニックで5回修正手術をされています。
▪️お悩み▪️
左右差を治したい
目の開きを良くしたい
目尻側の皮膚の余りをすっきりさせたい
▪️ダウンタイム▪️
抜糸:5〜7日後
腫れ・内出血:2〜3週間
完成形:3ヶ月後
【他院修正】切開式眼瞼下垂術(埋没・目頭切開・眼瞼下垂等何度か他院で手術されていたが完全に治されていなかった患者様)
【術式】
・切開式眼瞼下垂術
他院:埋没、目頭切開、眼瞼下垂
執刀医:前田院長
過去に埋没法、目頭切開、眼瞼下垂手術など何度か手術をされていらっしゃる患者様夕方になると特に右目が窪み目になるとのお悩みで当院にお越しくださりました。お目元の状態を診察したところ、
眼瞼下垂が完全に改善されていない状態のため修正手術が適応となりました眼瞼下垂修正を行ったことにより窪み目が改善された他、二重幅も整いました。当院では、医師が患者さまのご希望や目元の状態に合わせて丁寧に診察を行っております。
眼瞼下垂・他目元オペ(余剰皮膚あり、目の開きが弱い患者様)
【術式】
・経結膜脱脂
・脂肪注入
・眼瞼下垂
担当医: 荻野副院長
目の下の影感と、眠そうに見える目元が気になっていた患者様。
“経結膜脱脂”
余分な眼窩脂肪を取ることで、目の下の膨らみがなくなりスッキリしました。
“脂肪注入”
凹み予防のため、脂肪注入(マイクロCRF)もしています。注入用の脂肪は主に太ももから取ります!採取した脂肪は目の下以外にも、額やこめかみ等にも注入可能です。
“眼瞼下垂”
皮膚余剰あり目の開きが弱いため、手術で余分な皮膚を切除しました。目の開きが改善されて、黒目がしっかり見え、目が大きく見えます。
眼瞼下垂により、視野が狭くなる、頭痛や肩こりといった症状が出る方もいらっしゃいます。
眼瞼下垂(他院で埋没あり。目の開く力が弱い患者様)
【術式】
他院修正:切開式眼瞼下垂術
執刀医:前田院長
目つきが悪く見えることがお悩みの患者様。以前、二重埋没法をしておりましたが
外れてしまい、何度も糸が外れるのは嫌なので切開法を希望したいと来院されました。
【目つきが悪く見えてしまう原因】
・黒目が隠れていること
・眉毛の下のボリュームが多いこと
目の開く力も弱いため眼瞼下垂術の手術をされました。二重の幅はその方の目の形に合わせて適応な幅で作ることにより
・まつ毛が立ち上がりやすい
・黒目がしっかり見えて目が大きく見える
・黒目に光が入って綺麗に見える
といったメリットがあります。当院では患者様のご理想に合わせた二重のご相談はもちろん自分に合った二重の形がわからない方も沢山ご相談をいただいております。
切開式眼瞼下垂術(7年ほど前に他院で眼瞼下垂経験ありの患者様。二重ラインが浅く、左右差あり)
【術式】
切開式眼瞼下垂術(他院修正)
執刀医:前田院長
上:術前
中:抜糸後(術後6日目)
下:術後
7年程前に他院で眼瞼下垂術を受けられていた患者様。左の二重ラインが浅くなっており、目の開きが弱く左右差がありました。
術後は左右差がなくなり、目も開きやすくなったとお声を頂いております。
さらに黒目に光が入って綺麗に見えるメリットもあります。
切開式眼瞼下垂術(アイプチを5、6年ほどされ皮膚が伸びていた。目を開く力も弱いと診断)
【術式】
切開式眼瞼下垂術
執刀医:荻野副院長
アイプチを5.6年程されており瞼の皮膚が伸びている状態の患者様。目を開く力が弱いため眼瞼下垂手術をされました。手術後はすごく自然な二重で目の開きも良くなったとお声をいただきました。当院では患者様のご理想に合わせた二重のご相談はもちろん、自分に合った二重の形がわからない方も沢山ご相談をいただいております。
右側切開式眼瞼下垂術(先天性の眼瞼下垂・2年ほど前に眼瞼下垂手術を受けたが数年で元に戻り。二重幅の左右差も目立つように)
【術式】他院修正
右側切開式眼瞼下垂術
担当医:前田院長
先天性の眼瞼下垂だった患者様右目の開きが悪く『2年前』他院で眼瞼下垂手術を受けられましたが、わずか数年で元の状態に戻ってしまい、さらには二重幅の左右差も目立つようになったと当院に相談にいらっしゃいました。
Afterのお写真は修正手術後1ヶ月となります
目の開きも良くなり、左右のバランスもキレイに整ったのがよくわかります。
患者様は今回慎重にいくつかのクリニックでカウンセリングを受けましたが、当院での医師による説明がとても丁寧でわかりやすかったことに安心感を覚えVogueなら信頼できると思って踏み切ったそうです。
術後の仕上がりにも満足され、とても可愛らしい笑顔で本当によかったです。と嬉しいお言葉をいただきました。
手術が困難とされる他院修正。Vogueは患者様の将来も見据えた仕上がりをご提供いたします。
切開式眼瞼下垂術(頭痛と肩こりで悩んでいた患者様)
【術式】
切開式眼瞼下垂術
担当医:前田院長
パソコンを使うお仕事をしており、頭痛と肩こりに悩まされていた患者様。
頭痛専門クリニックに相談に行ったところ、「脳には問題ないから、もしかしたらまぶたが原因かもしれません」と言われ、当院にご相談にいらっしゃいました。
眼瞼下垂症とは、まぶたを持ち上げる筋肉が弱まり、上まぶたが垂れ下がることで十分に目が開かなくなる状態を言います。
ただまぶたを上げるだけの手術ではなく、左右差を整えて美しい目元に整えることもできる自費診療での手術をおすすめいたします。保険診療でも機能改善は可能ですが、お顔の印象を決定づける大切なお目元。費用だけで決めるのではなく、美しさも考えてくれる信頼できるクリニックにご相談ください。
切開式眼瞼下垂術(ただ目の開きをよくするだけでなく綺麗なお目元に)
【術式】
切開式眼瞼下垂術
担当医:前田院長
上:術前
下:術後3ヶ月
理想の目元にするには、目の開きが悪い原因を適切に処理することがとても大切です。
是非お気軽にご相談にいらしてください。
眼瞼下垂の手術手順
STEP
皮膚切開線をデザイン。デザイン間の皮膚は切除した。
STEP
睫毛側の切開部で眼輪筋を切開し、眼輪筋を一様な厚みを残しながら睫毛側の皮弁を作成した。
STEP
眼輪筋切開部から眼輪筋下に剥離を進め眼窩隔膜を露出。
STEP
眼窩隔膜をなるべく下方で切開し、眼窩脂肪を露出。眼窩脂肪裏面を剥離し下横走靱帯を切開し緊張をリリースした。
STEP
挙筋腱膜を同定したところ一部菲薄化し、瞼板との固定が外れ、これが下垂の原因と思われた。挙筋腱膜をミュラー筋上で剥離し、挙筋腱膜に可動性を持たせた状態で瞼板上縁を固定源とし3mm程度前転。黒目の内側、中央、外側の3点で前転をおこなった。
STEP
座位にして確認したところ十分な開瞼力が得られたため、二重の食い込みに合う様挙筋腱膜の断端を短縮。
STEP
睫毛側の皮膚-挙筋腱膜断端-二重ライン部の皮膚を連続して通糸し、10針縫合して終刀。
診察・治療料金
診察料
全て税込価格(10%)
治療料金
全て税込価格(10%)
切開式眼瞼下垂手術 | 605,000円 |
---|
+ROOF除去 | 110,000円 |
よくあるご質問
眼瞼下垂か埋没法を考えています。ネットで手術法を見ました。糸の結び目は眼球に接触するのですか?眼球が傷つくのではないか心配です。
糸の結び目は結膜の中に埋まるため眼球に直接接することはありません。数日は異物感のようなゴロゴロした感じになる方もいます。埋没法は切開に比べて腫れは少ないですが、後戻りする場合があります。
眼瞼下垂の保険診療と自由診療の違いは何ですか?
保険診療でできる眼瞼下垂の手術は、開きの悪い目を開けるようにする為だけの手術なので、綺麗な二重にしたり、傷跡を目立たなくする事ではないため、仕上がりのご要望をお受けする事ができないのが保険診療での治療となります。自費による治療の場合は、ご希望の仕上がりイメージで施術をすすめてまいりますので、ご希望の目元の画像などをお持ちいただくとよりスムーズとなります。
眉毛を上げないようにして目を開く事ができないのですが、これって眼瞼下垂になりますか?
眼瞼下垂には「軽度」「中等度」「重度」とそれぞれ重症度によってレベルが分けられていて、
・黒目にはかかるが瞳孔にはかかっていないが「軽度」。
・眉を使ってあげており、瞳孔の一部が隠れる状態を「中等度」。
・眉だけがあがり、瞼が窪、瞳孔が半分以上隠れた状態を「重度」。
と分類します。
「眉毛を上げないようにして目を開く事ができない」とのことですが、どの程度か鏡を見て確認してみましょう。
MRDという、角膜反射(瞳孔中央)と上眼瞼縁(まぶたの下端)の距離を定規で測定してみてください。
3.0mm〜:正常
1.5mm前後:前後
0.5mm前後;中等度
-0.5mm前後:重度
よくありがちなのが一重の方で単に瞼の皮膚が下に被さっているだけで目を開けると充分に目が開いている場合があります。
しかし直接診察をしてみないと確実な判断はできないので気になる方はカウンセリングにて診断いたします。
関連コラム
こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。最近、今までより二重幅が広いと感じる。
まぶたが重くて視野が狭いような気がする…。
そんな悩みの原因は、もしかしたら「眼瞼下垂(がんけんかすい)」かもしれません。眼瞼下垂はまぶたが垂れ下がってしまい、目が開けづらくなる...