
目の下にできるクマは、自分の健康状態を印象づけるパーツの1つ。
元気があっても、目元のクマは「疲れているのかな、体調不良かな」とネガティブに見られたり、少し老けた印象を与えてしまうことも。
クマにはいくつかの種類がありますが、今回は「黒クマ」を中心にその原因や対策をご紹介します。
黒クマを防いで、美しく元気な目元を目指しましょう。
Contents
黒クマになってしまう原因

黒クマは、目の下のふくらみや凹みによって影が生じることで発生します。その背景には、
- 目の下の脂肪のふくらみ
- 目元を支える筋肉のゆるみ
- 皮膚加齢による目元のたるみのたるみ
- 生まれつきの骨格による影
などが関係しています。
目の下の脂肪のふくらみ

黒クマの最も代表的な原因が眼窩脂肪の突出です。
眼窩脂肪とは、眼球を保護するために目の周囲に存在する脂肪のことです。本来は眼窩隔膜という組織によって支えられていますが、加齢や組織のゆるみによって前方へ押し出されることがあります
すると目の下に膨らみができ、その下に凹みが生じることで影が形成されます。この影が黒く見えることで、疲れた印象や老けた印象を与える黒クマとなります。
目元を支える筋肉のゆるみ

目元を支える筋肉(眼輪筋)は、まぶたの開閉に関わる目の周囲の筋肉です。加齢とともに眼輪筋が衰えると、目の下の組織を支える力が弱くなり、眼窩脂肪を十分に支えられなくなります。
その結果、目の下の脂肪が前方へ押し出されやすくなり、膨らみが生じます。この膨らみの下には影ができるため、実際に色が付いていなくても黒く見える「黒クマ」の原因となります。
加齢による目元のたるみ

年齢を重ねると、皮膚内のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚のハリや弾力が低下します。
すると目の下の皮膚がたるみ、凹凸が強調されるようになります。特に眼窩脂肪の突出がある場合は、その膨らみとたるみが組み合わさることで影が深くなり、黒クマがより目立つようになります。
また、皮膚のたるみによって目の下に細かいしわが増えると、さらに疲れた印象や老けた印象を与える原因になります。
生まれつきの骨格による影

黒クマは加齢だけでなく、生まれつきの骨格によって生じることもあります。
特に目の下の骨(眼窩縁)が後退している方や、中顔面のボリュームが少ない方は、若い頃から目の下に凹みができやすく、影が生じやすい傾向があります。
この場合、眼窩脂肪の突出が軽度であっても、骨格による凹みとの高低差によって黒クマが目立つことがあります。
そのため黒クマ治療では、単純に脂肪を除去するだけでなく、骨格や目元全体のバランスを評価したうえで治療方法を選択することが重要です。
黒クマを予防&改善する方法

黒クマは眼窩脂肪の膨らみとたるみによるものなので、美容外科や美容皮膚科での治療がおすすめですが、自分でできる対策としてセルフケアの方法をいくつかご紹介します。
皮膚の乾燥を防ぎハリを与えるスキンケア

黒クマは目の下のふくらみや凹みによる影が主な原因ですが、皮膚のハリが低下すると影が強調され、さらに目立ちやすくなります。
そのため、日頃から保湿を十分に行い、目元の皮膚環境を整えることが大切です。
特に、
- ヒアルロン酸
- セラミド
- ナイアシンアミド
- レチノール
- ビタミンC誘導体
などの成分を含むスキンケア製品は、肌の潤いを保ちながらコラーゲン生成をサポートし、目元のハリ改善が期待できます。
ただし、スキンケアだけで突出した脂肪や凹みを改善することは難しいため、あくまでも黒クマの予防や進行抑制を目的としたケアとなります。
血行改善にも良いマッサージ

目元周辺の血流やリンパの流れが滞ると、むくみが生じて黒クマが目立ちやすくなることがあります。
そのため、目元を優しくマッサージすることで血行促進やむくみの改善が期待できます。
マッサージを行う際は、アイクリームなどで滑りを良くした状態で、
- 目頭から目尻へ優しくなでる
- こめかみに向かって流す
- 目の下を軽く押さえる
程度にとどめ、強く擦らないことが重要です。
ただし、過度なマッサージは皮膚のたるみや色素沈着を引き起こす原因になるため、力を入れすぎないよう注意しましょう。
美容クリニックで改善

すでに形成された黒クマは、スキンケアやマッサージだけでは改善が難しいケースも少なくありません。
特に、
- 目の下の脂肪のふくらみ
- 凹み
- 皮膚のたるみ
- 骨格による影
が原因となっている場合は、美容医療による治療が有効です。
代表的な治療としては、
- ヒアルロン酸注射
- 経結膜脱脂術
- 裏ハムラ法
- マイクロCRF脂肪注入
などがあります。
ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸が適応となるのは主に黒クマの凹み(ティアトラフ)です。ティアトラフとは、目頭から目の下にかけて斜めに走る溝状の凹みで、眼窩縁(骨)と皮膚の固定構造によって生じます。
この凹みにヒアルロン酸を注入することで段差をなだらかにし、影を軽減すると目元が明るく見えます。
ただし脂肪の突出が強い場合や皮膚のたるみが強い場合は、ヒアルロン酸単独では根本改善が難しく、脱脂術やハムラ法など外科的治療が適応となるケースもあります。
経結膜脱脂術

目の裏側から小さな穴をあけて余分な脂肪を取り除く手術です。手術時間が短く、出血などもほとんどないためダウンタイムが短く受けやすい治療になります。
大手美容外科で安価な治療として流行りましたが、昨今では脂肪の切除量に配慮をしなかった無理な脱脂により数年後くぼみ目になってしまうという問題が生じています。
ただし適応を考えて適切な量の脂肪を取れば自然な仕上がりになる良い方法なので、適応を見極めて治療する必要があります。
裏ハムラ法

脱脂と同じ様に目の裏側からアプローチします。眼窩脂肪を切除せず、適切な位置に移動させて影のできる部分を補うため、傷を表面に作る事なくクマを改善する事ができます。
ただし、皮膚にたるみがある場合、眼窩脂肪を移動するだけでは表面のシワが目立ったり、凹みが強調されて悪化したと感じる場合があります。たるみがある場合は表ハムラ法の適応になりますので、正しい評価と適した治療法を選択する必要があります。
マイクロCRF脂肪注入

しこりになりやすい脂肪注入ですが、特殊な機器を使用して脂肪を極限まで細かく砕いて注入する事でしこりのリスクをなくし、さらには目周りの細かいしわを改善しなめらかに凹みを埋める事ができるのが、マイクロCRF脂肪注入
です。
特に青クマの治療に有用な方法ですが、ゴルゴラインが気になる方にはハムラ法だけでは治療ができない場合があるため併用する場合があります。
黒クマは原因によって適した治療法が異なるため、まずは目元の状態を正確に診断し、ご自身に合った治療を選択することが重要です。美容クリニックでは、ふくらみ・凹み・皮膚の状態を総合的に評価し、根本的な改善を目指した治療を行うことができます。
黒クマとはたるみが原因のクマのこと!早めケアで美しく健康的な目元へ
黒クマとは、加齢による眼窩脂肪の膨らみとたるみによって生じるクマのことです。
その見分け方として、上を向くと薄くなるかどうかで判断できます。
加齢によって生じるコラーゲンの減少により、肌のハリや弾力が失われることで現れるたるみ。
これは加齢だけでなく、乾燥や紫外線によるダメージにも起因します。
ただし、クマの原因は肌の内側のものがほとんどのため、セルフケアでの改善には限界があります。
そのため、まずは美容クリニックで相談することをおすすめいたします。
札幌のル・トロワにある美容クリニック「Vogue」でも、黒クマ治療のメニューを豊富にご用意しています。
お悩みを抱えている方は、ぜひご相談ください。
患者様お一人おひとりの症状や原因に合わせて最適な治療方法をご提案しています。



