眉アートメイク後は、色素をしっかり定着させるために「濡らさないこと」がとても大切です。
施術後には一時的に赤み・かさぶた・濃さの変化などが起こるため、適切なケアを行うことで仕上がりが大きく変わります。
この記事では、ダウンタイム中の主な症状と注意点について簡潔にご紹介します。
眉毛アートメイクのダウンタイムの症状

アートメイクは皮膚に色素を入れる医療行為のため、施術後には必ずダウンタイム(回復期間)があります。
以下の症状が発生することで不安になる方も一定数いるので、まずは覚えておきましょう。
色が濃く見える
術直後というのは、肌の表面に色素が残っている状態です。また炎症が起きているので赤みによる色が強く見えてしまうというのもあります。
色はダウンタイムが進むと表面の色素が自然に排出され、徐々に落ち着いてきます。
術後「眉が濃すぎるかも…」と感じるのはよくあることで、ほとんどの場合は一時的な現象です。
腫れ・かさぶた・かゆみ
アートメイクは皮膚に細い針で色素を入れる軽度の皮膚損傷を伴う医療行為です。そのため、施術直後〜翌日にかけて軽い炎症反応として腫れが出ることがあります。
その傷を修復する過程で、自然とかさぶたが形成されます。かさぶたができた後、皮膚が再生・回復する過程でかゆみを感じることがあります。
いずれも、皮膚が回復しようとしているサインなのでご安心ください。
眉毛アートメイクのダウンタイムで気をつけること

濡らさない

特にアートメイク術後24時間は表面にある表皮が塞がるための大事な時間。極力濡らさないようにしてください。
洗顔やお風呂・シャワーも患部が当たらないように気をつけると、仕上がりが綺麗になります。
術後1週間はなるべく濡らさないようにお過ごしください。
保湿

術後、お客さまには軟膏をお渡ししています。
こちらを患部に5日間ほど塗布していただき、患部を保湿するようにしてください。患部が乾燥してしまうと、薄皮となってむけてしまい、定着不良につながってしまいます。
薄くて大丈夫ですので膜を張るようなイメージで優しく朝晩の 1 日 2 回 5 日間忘れずに塗ってください。
血流を上げない

術後1週間ほどは血流を上げるような運動・サウナ当はお控えするようお願いしております。
代謝を上げると、色素が体外じぇ押し出されやすくなので薄れたり、色ムラができてしまいます。
軽い運動でしたら問題ないですが、長時間のお風呂はシャワーに切り替えて頂くなど代用していただけると安心です。
ご不安な方は当日、ご相談も受け付けていますのでご質問いただければと思います。
眉毛のメイク

眉毛のメイクは炎症が治るまで控えるようお願いしています。目安でありあますが、傷が塞がるまで1週間ほどは空けて頂くと肌の状態も落ち着くかと思います。
施術部位の傷の治り方には個人差があるので、ここは様子を見ながらお願いします。
レーザー・ピーリングといった美容施術

レーザー・ピーリングといった美容施術やスクラブ洗顔、こちらも肌の刺激・負担になるため控えて頂きたいです。
肌への刺激が強く、色素の定着が不安定になったり、炎症を引き起こす原因になることがあります。
特にアートメイク直後の皮膚はデリケートな状態のため、最低でも1ヶ月以上の間隔を空けるのが理想的です。
眉アートメイク術後、2回目はどのくらい間隔を空ければいいのか

2回目は1ヶ月半〜2ヶ月くらいがおすすめです。
この期間をあけることで、1回目の色素がしっかりと肌に定着し、肌の状態も安定します。
早すぎると皮膚が完全に回復しておらず、色ムラや過剰な色素沈着の原因になることもあるため注意が必要です。
逆にあまり間隔を空けすぎると、色が抜けてしまい理想の仕上がりに届かない可能性があります。
まとめ
眉アートメイク後のダウンタイムでは、腫れ・かさぶた・かゆみといった症状が一時的に現れますが、これは肌の自然な回復反応です。
仕上がりを美しく保つためには、施術部位を濡らさないように注意し、正しいアフターケアを行うことが何よりも大切です。
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