「二重埋没をしたいけど、ダウンタイムはどのくらい続く?」また、
- どれくらい内出血するの?
- 腫れのピークはいつ?
- いつまで続くの?
- 平均どのくらい?
- 早く治す方法は?
このように、二重埋没にダウンタイムに関する質問の問い合わせは多いです。
そこで今回は、二重埋没法のダウンタイムを当クリニックの症例をもとに解説。ダウンタイムを短くする方法や、ダウンタイム中に避けるべき注意点もご紹介します。
ダウンタイムを上手に乗り切り、理想のまぶたを手に入れましょう!
【症例写真】二重埋没法の具体的なダウンタイム症状

埋没法は、まぶたを大きく切開せずに何点か医療用の糸を留めて、二重のラインを作る方法です。
個人差はありますが、ダウンタイムの長さは1〜2週間程度。
完成形までは1ヶ月程度かかります。
埋没法は切開をしない施術ですが、術後以下のような症状があります。
- 赤み、内出血
- 腫れ、むくみ
- 痛み
- ゴロゴロするような違和感
内出血

内出血のピークは1〜3日目となることが多いです。上記の患者様ですと、術後から糸を通す3点部分から内出血が見られます。
1週間ほどで落ち着く印象です。1ヶ月後検診ではまったく見られません。

こちらの患者様は、写真で見ると5日目までは眠たそうな目になっていますが、大きな腫れ・内出血は1週間以内に治まっていることが分かります。
現在、手術後1ヶ月を経過しておりますがアイメイクも映え、自然な二重幅となりました。
腫れやむくみ

腫れやむくみがある内は二重の幅が広く見えます。
傷がほとんどないので、多少の痛みや腫れ・浮腫みを感じる程度ですが、まぶたが腫れやすい人ほど、ダウンタイムが長くなる傾向があります。
上記の患者様ですと、術後は麻酔や手術による腫れの影響で腫れぼったい印象がありますが、3ヶ月検診ではスッキリしたお目元になっています。

上記の患者様は、アイプチを10年ほどしていたようです。皮膚がかぶれたりとトラブルもあったことから、埋没を希望されました。
手術直後は内出血や腫れでどうしても左右差(腫れぼったさ、幅が違う、ハム目等)が出ることはありますが、ダウンタイムが終わると写真のように整いますのでご安心ください。
二重のラインは腫れが落ち着く1週間ほどでくっきりしてきます(個人差はあります)。
二重埋没術後・3日後・6日後・2週間の経過写真
左右異なる埋没術式の場合

術直後から2週間の間の経過の症例写真とともに紹介します。
こちらの患者様は、左目、右目で異なる術式による埋没手術を行いました。
・右目:クロスリンク3点
・左目:埋没2点


人によってはこちらの患者様のように黒っぽく内出血が出て不安になる方もいますが、徐々に落ち着いていくので安心してください。


大事なご予定に合わせて手術をご検討されている方は、手術からご予定までの間は1ヶ月以上空けるなど、十分に余裕をもって手術を受けられることをお勧めいたします。
埋没3点法の場合


瞼のつっぱり感や腫れ、重だるいようなお痛みがあります。
内出血が出た場合は二重の周囲が紫色っぽい色味になることがあります。
個人差はありますが、術後2週間程かけて目立つ腫れや内出血が落ち着いていきます。

大きな腫れや内出血が引き、二重がすっきりとしてきます。
まだ浮腫みが残っている場合が多い時期です。

ほとんど浮腫みが引き、自然な二重ラインになります。
二重埋没法のダウンタイムを短くする方法と目立たせないコツ
ダウンタイムは、なるべく早く終わらせたいですよね。ダウンタイムを短くする・軽減するには、患部が腫れないように過ごすのがポイント。
「血流が促されるような行為はしない」ように過ごすことが大切です。
では、その具体的な方法について早速チェックしていきましょう。
施術後2日間は患部を冷やす
施術後2日間は患部が熱を持っている状態です。
血流が良くなると腫れが悪化し、ダウンタイムが延びる原因に。
腫れを抑えるためにも、一日数回、休憩をはさみながら1回15分を目安に冷やしましょう。
冷やし方としては、保冷剤をハンカチやタオルでくるみ、直接まぶたに当てて冷やします。
長時間冷やすのは、低温やけどや凍傷になるので避けてください。
腫れが引いた後は、必要以上に冷やす必要はありません。
冷やす方法として、冷えピタをおでこに貼ってもいいですか?と質問が来る事がありますが、冷えピタをおでこに貼ってもまぶたは冷えないので、まぶたの腫れにはほとんど効果がないと思った方がいいです。
施術後1週間のお風呂はシャワーで過ごす
入浴は体を温めて血液の循環を良くするので、腫れを長引かせる原因に。
施術後1週間ほどは、湯船への入浴を控えてシャワーで過ごすのが良いでしょう。
シャワーもぬるめの温度で浴びるなどして、血行が良くなることは控える事が無難です。特に3日までは腫れが出やすいので注意が必要です。
頭を低くしない
頭に血液が集まらないように、普段の生活で頭の位置を高くするのがポイントです。
寝るときは首をしめない程度の高めの枕を使用し、リラックスするときも横にならないで、なるべく座るようにして、頭が下がらないようにしましょう。
まぶたに触らない
まぶたは皮膚が薄く、刺激に対して敏感で炎症を起こしやすいので、なるべく触らないようにしましょう。
処方薬を飲む
当クリニックでは、施術を受けていただいた患者様に、以下の感染予防の効果のある抗生剤、鎮痛剤、胃薬を処方しています。
- 抗生剤:フロモックス
- 鎮痛剤:ロキソプロフェン
- 胃薬:ムコスタ
フロモックスは供給不良等の影響により、クラビットを処方することがあります。
抗生剤は、施術箇所にばい菌が入って腫れが悪化する恐れがあるため、そういった感染症予防のために処方されます。
しかし、抗生剤によって感染症の有無に違いがあるという科学的根拠はないため、出された抗生剤は必ず飲まなきゃいけないという決まりはありません。
抗生剤には副作用もありますので、「抗生剤を飲んだらお腹を壊してしまう」等の飲めない事情がある方は、無理して飲む必要はありません。
二重埋没法のダウンタイム中の注意点は?
ダウンタイム中に気を付けるべき注意点もご紹介しますので、ダウンタイムが長くなってしまわないよう、ぜひ参考にしてください。
洗顔
洗顔は二重施術当日からOKとしていますが、水かぬるまゆで濡らす程度として、洗顔料は翌日以降にしましょう。
もちろんゴシゴシこすったりして洗うのは患部に負荷がかかるのでNGです。
術後10日目までは患部はデリケートな状態です。患部を清潔に保つことは大切なので、洗顔料を使用しても泡を優しく手のひらに乗せて、指の腹で洗うようにしてください。
運動・飲酒
血流が良くなる運動・飲酒は、腫れや内出血が強く出てしまうので、施術後1週間〜2週間は控えるのが良いでしょう。
また、サウナ・岩盤浴・ホットヨガも術後1週間をすぎたあたりからするのがいいです。それでも、通常に比べて多少なりと晴れやすい状態ではあるので、長い時間暑い場所にいるのは好ましくありません。
他にも、血流を悪くする喫煙にも気を付けてください。
血流が悪くなると栄養が行き渡らなくなり、傷や腫れの治りが遅くなります。
紫外線による日焼け
施術後、まぶたは刺激に敏感になっているので、紫外線対策は大切です。
帽子や日傘・サングラスで紫外線対策をしましょう。
メイク
施術後のまぶたはデリケートになっているので、できればダウンタイム中は触れないようにしましょう。
また、ダウンタイムに無理にメイクをすると、化粧品に含まれる成分によって炎症を起こす可能性があるので注意が必要です。
特にアイシャドウのような粒子が細かく着色性のあるものは、色素沈着を起こしてしまう恐れがあります。
埋没法の場合はまぶたのメイクは施術4日後から、その他の部分は当日から可能です。
コンタクトの装着
コンタクトの装着は5日間避けてください。
コンタクトはまぶたの腫れの程度により装着が困難な場合があります。また瞼を引っ張ってしまう可能性があるので、なるべく控えて頂きたいです。
腫れの程度によっては、腫れが引くまで装着をお休みすることをおすすめします。
手術当日はまぶたの腫れを隠せるサングラスや帽子、普段コンタクトレンズをつけている人は、メガネとコンタクトケースを持っていくようにすると良いでしょう。
目やにが多くなる
術直後は目やにがでやすくなります。負担のかかった目をかいふくするため、術後の症状として出る人も多いです。
術後3日をすぎると徐々に治っていくので、心配いりません。
こすって落とそうとするとばい菌がはいったり、摩擦を与えてしまうので目にとってよくありません。
患部を清潔に保ち安静に過ごしましょう。
片目なら眼帯で隠せる
両目の埋没の場合は難しいですが、片目施術の方でしたら眼帯で腫れや内出血を隠す事ができます。
眼帯はホームセンターや薬局で購入が可能です。
人と会う予定があっても、説明がしやすいので片目だけ隠れていても違和感はないでしょう。
まとめ
当院では患者様のご理想に合わせた二重のご相談はもちろん、自分に合った二重の形がわからない方も
沢山ご相談をいただいております。
埋没法・切開法2つの二重手術メニューがございます。
是非お気軽にカウンセリングへお越し下さいませ。
Instagramでビフォー&アフターもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。