こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。
「わきの臭いが気になる」「わき汗を多量にかく」といった症状の、わきが・多汗症。
遺伝や食生活、ストレスなど原因は色々ありますが、この症状を解決したい!とお悩みの方も多いかと思います。
そんなわきが・多汗症の治療に画期的なのが「ミラドライ」と呼ばれる治療機器。
傷跡も残らず、1度施術すると効果は半永久的と言われています。
ミラドライはどのような治療なのか?そのメリットや施術方法などを詳しくご紹介します。
ミラドライとは?治療の仕組みをご紹介!
「ミラドライ」とは、わきがや多汗症の治療機器の1種で、日本の厚生労働省から薬事承認を得ている唯一の機種です。
ミラドライの治療の仕組みについて
ミラドライの治療方法は、わきがの原因となる「アポクリン汗腺」と、多汗症の原因となる「エクリン汗腺」の2種類の汗腺をマイクロ波により破壊するというもの。
電子レンジで食品を温める原理と同じで、マイクロ波が水分を多く含む汗腺に集中して熱を発生し、汗腺を破壊します。
1回の治療で全体の約70~80%の汗腺を破壊するので、わきが臭やわき汗の量も約70~80%減少できます。
ミラドライでは全ての汗腺を破壊することはできず、約20~30%の汗腺は活動し続けます。
施術直後は破壊しきれなかった汗腺もダメージを受けて活動を停止していますが、約6ヶ月後には再び活動し始めるため、そのときの状態が半永久的な効果となります。
ミラドライの治療後は基本的にわきが・多汗症の症状は軽減されます。
ただし、成長期のお子様が施術を受けた場合には、体の成長とともに汗腺が成長することで、わきが・多汗症の症状がその部分に出る可能性はあります。
ミラドライ治療による副作用は?
ミラドライの治療後、副作用には以下の症状が見られます。
いずれも長期的なものはなく数日~数ヶ月で症状は治まるので安心してくださいね。
【一般的に生じる副作用】
- ・治療箇所の腫れ、痛み、赤み、違和感
- ・麻酔注射によるあざ
- ・わき下の一時的な脱毛
- ・治療箇所に生じる小さい水膨れ
【まれに生じる副作用】
- ・腕・胴の腫れ
- ・一時的な腕や手の筋力の減少
- ・わきの色素過剰
- ・治療箇所が硬くなる
ミラドライによる治療にどんなメリットや効果があるのか気になりますよね。
次で詳しくご紹介します!
ミラドライ治療のメリットや得られる効果は?
ミラドライによるわきが・多汗症の治療で得られる効果やメリットについて、4つご紹介します。
①1度の治療で半永久的に効果が持続する
ミラドライによって破壊された汗腺は再生しないので、1度施術を行えば治療効果が半永久的に続きます。
②患部を切らないので傷跡が残らず、ダウンタイムが短い
皮膚や皮下組織を切開する必要がないので傷跡が残ることはありません。
また、切開手術と比べるとダウンタイムも短く、すぐに元の日常生活を送れる方が多いです。
③わきがと多汗症2つの治療が1度にできる
従来の治療では、わきが臭・わき汗のどちらかにしか効果が得られない治療がほとんどでした。
しかし、ミラドライはアポクリン汗腺とエクリン汗腺の両方同時に作用するため、わきがと多汗症の両方に効果を得られます。
④安全性が高い
ミラドライは厚生労働省が認可している機器なので、安全性は十分認められています。
また、ミラドライで照射するマイクロ波は水分が多い汗腺のみに反応するよう設計しているので、神経や周辺組織を傷つけることがなく、火傷など肌の炎症が起きるリスクも少ないです。
ミラドライ治療の流れ
ミラドライの施術の流れについてご紹介します。
①カウンセリング
患者様のお悩みや症状について医師が詳しく伺い、施術内容や施術後の注意点などを説明します。
②患部のマーキング
事前にわき毛の処理を行ってもらい、毛の生えている位置と発汗する箇所を基に照射位置を決め、治療用のテンプレートを使ってマーキングしていきます。
③局所麻酔
わきに複数箇所麻酔注射を打ちます。
麻酔が効いていることを確認してからミラドライを照射します。
④マイクロ波を2種類の汗腺に照射
2つの汗腺は皮下2~3mmの層に集中しており、この層に向けてマイクロ波を照射します。
個人差はありますが、人によってはピリッとした刺激を感じることがあります。
⑤マイクロ波照射と同時に冷却
ミラドライでは「ハイドロセラミック・クーリング」という、特殊な冷却システムを搭載しています。
これはマイクロ波を照射することで水分を含む汗腺が熱を帯び、皮膚表面が火傷するのを防ぐためです。
照射と同時に行うことで表皮から真皮にかけて冷却し、火傷を抑えます。
施術は1時間程度で、カウンセリングから施術後の冷却(約15分)を含めると2時間~2時間半ほどが目安です。
血行が促進されると痛みや腫れが強くなる恐れがあるので、施術当日は運動や湯船に浸かるのは控えましょう。
ミラドライ以外にわきが・多汗症の治療方法はある?その違いは?
わきが・多汗症の治療方法はミラドライの他に、ボトックス注射や汗腺を除去する手術治療があります。
ボトックス注射はボツリヌス菌の毒素を患部に注射し、汗を抑える治療法です。
切開がないので傷は残らず、施術時間も10分程度でダウンタイムもほとんどありません。
ただし、効果は4~6ヶ月と限られているので、効果を持続させるためには何度も通院する必要があります。
手術治療は、わきを切開し汗腺を除去する治療法です。
切開を伴うので1~4㎝ほどの傷が残ります。
施術時間は20分~1時間程度で、ダウンタイムは1週間ほどありますが、効果は半永久的に持続します。
ミラドライは2つの施術と比較して、傷跡も残らずダウンタイムが短いので、すぐに日常生活が送れます。
また、効果は半永久的に持続するので何度も通院する必要がありません。
札幌のビューティクリニック「Vogue」でも、ミラドライ、ボトックス注射、汗腺完全除去法によるわきが・多汗症の治療を行っています。
体のお悩みや施術に不安がある方は、当院にお気軽にご相談くださいね。
ミラドライは切らないわきが・多汗症治療。その効果は半永久的!
ミラドライとは、わきが・多汗症の治療機器のこと。
マイクロ波を照射し、アポクリン汗腺とエクリン汗腺を破壊して症状を緩和する治療法です。
切開を伴わないので傷跡が残ることなく、1回(1回の施術だけでは症状が気になる方は2回の場合もあります)の治療で効果が半永久的に持続すること。
ダウンタイムも短く施術も1時間程度で終わるので、施術後すぐに日常生活が送れるのもポイントです。
また、2つの汗腺を同時に破壊するので、わきがと多汗症両方でお悩みの方には特におすすめの治療法です。
札幌の美容形成外科クリニック「Vogue」では、ミラドライをはじめ、わきが・多汗症の治療メニューをご用意しています。
わきの臭いや多量の汗など、お悩みを抱えている方はぜひご相談ください。
患者様お一人おひとりの症状や原因に合わせて最適な治療方法をご提案しています。
札幌ル・トロワ ビューティクリニックVogueのスタッフです。
保湿・美肌など美容に関するセルフケアの方法や、美容形成外科の基礎知識、治療に関する情報など、美容に関するさまざまな情報を発信していきますので、ご愛読をよろしくお願いいたします。