こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。
健やかで美しい肌は、人に好印象を与えます。
しかし、そもそも健康で美しい肌の条件とはなんだと思いますか?
健康な肌を保つために必要な条件をしっかり知って、それに合わせたケアを行えば、表面上だけでなく内側から輝く素肌を手に入れられます!
今回は健康な肌の条件や、健康な美肌になるためのケア方法などをご紹介します。
健康な肌の条件とは?どんな状態がベスト?
健康な肌を目指すには、まずは肌の構造をよく知ることが大切です。
皮膚は3層構造になっており、一番外側にある表皮とその下にある真皮、さらにその下にある皮下組織から成り立っています。
美肌を目指すうえで最も重要となるのが「表皮」と「真皮」です。
表皮
表皮は4層に分かれています。
一番外側の層を「角質層」といい、この角質層が水分の蒸発を防ぐ保水能力を持ち、肌の潤いを守る大切な役割を果たします。
真皮
肌の基礎となる真皮は、肌のハリを保つコラーゲンや、表皮に栄養素を運ぶ毛細血管が多くある部分です。
では、健康な肌の条件とはどんなものなのでしょうか?
それは、肌が以下のような状態を指します。
- ・肌に弾力、ハリがある
- ・しっとりと潤いがある
- ・くすみなく透明感があり、血色が良い
- ・毛穴が目立たず、なめらかでキメが整っている
この理想の肌状態にするためには
「日に焼けていない」
「しっかり保湿がされている」
という2点が、条件として非常に重要となります!
日々の努力が大事!健康な肌の条件を満たすためのケア方法
健康な肌を目指すには、「日焼けしていない」「しっかりと保湿されている」肌状態を保つための日々のケアが大切です。
日焼けしにくい肌、日焼けから回復しやすい肌へのケア方法
一見、小麦色に焼けた肌は健康で美しく見えますが、焼き過ぎは禁物です。
紫外線を浴びて日焼けをすると、メラニン色素が生成されて肌が黒くなる色素沈着が起こります。
また、紫外線は肌の奥深く真皮まで届き、肌内部に活性酸素を作りだし、コラーゲンやエラスチンといった肌に弾力を与える成分を破壊…!
シワやたるみなどの肌老化を招きます。
日に焼けていない肌状態を保つことで、コラーゲンが十分に生み出された、ハリと弾力のある健康美肌を実現できますよ。
もともと体にあるメラニン色素の量など体質を変えることはできませんが、日々のケアによって日焼けしにくい肌作りをすることは可能です。
睡眠をしっかりとる
日焼けには肌のターンオーバー(肌の細胞が新しく生まれ変わるサイクルのこと)をスムーズに行うことが大切です。
早寝早起きをすることで体が回復して成長ホルモンの分泌促進につながり、肌のターンオーバーをサポートします。
日焼け止めサプリを飲む
サプリを摂取することで、体内から紫外線をブロックすることが可能です。
レジャーなど屋外での作業が増える際は、早めにサプリを摂取するように心がけましょう。
美肌系スキンケア
美容液やシートマスクなど美白系スキンケアを取り入れましょう。
マッサージを併用することで血行が促進され、さらにハリとツヤのある肌を目指せますよ。
しっかりと保湿されている肌を保つケア方法
健康で美しい肌に大切なのが、しっかりと保湿されているということです。
保湿をしっかりすることで、皮膚のバリア機能を構成する因子である皮脂や天然保湿因子、細胞間資質を補い、外部刺激や乾燥から肌を守ります。
しっかりと保湿されることで、角層の状態がよく、水分と油分のバランスが整った健康な肌状態になるのです!
保湿剤を組み合わせて使用する
保湿剤は組み合わせて使うことで、保湿効果が一層高まります。
「化粧水」は角層へ水分を補い、「保湿美容液」は保湿成分を補い、「乳液」は角層の水分・保湿成分を維持し、「クリーム」は皮膚表面の水分の蒸散をおさえる役割があります。
それぞれ役割が異なりますので、保湿剤を重ねて使用するのは基本ですがとても大事です。
暑い時期はべたつくのが嫌で、化粧水だけで済ませたくなりますがNG!
しっかり蓋をしてあげないと保湿されない状態になってしまいます。
優しく洗顔し、きちんと流す
肌の潤いを保つには皮脂膜を守り、角質層を乾燥させないことが重要です。
ゴシゴシ洗顔をするなど、むやみに肌をこするのは厳禁。
それによって角質層が傷つき、肌の水分を逃してしまい、それが肌の乾燥へ繋がります。
洗顔の際は洗顔料をよく泡立て、泡で優しくこすらないように洗ってくださいね。
ぬるいお湯で、洗顔料が残らないようにしっかり落とすことも大切です。
保湿は洗顔・入浴後すぐに行う
洗顔後や入浴後の肌は非常に乾燥しやすい状態のため、すみやかに保湿ケアを行うことが大切です。
肌トラブルを治して健康な肌を目指そう!
気をつけていても、つい日焼けをしてしまうなど肌にトラブルはつきものです。
肌トラブルの種類と対処法を知って、健康で美しい肌を保ちましょう!
日焼けをしてしまったとき
UVケアをしっかりしていても、海やレジャーなどで予想以上に日差しを浴びてしまった場合は、その後のケアが大切です。
強烈な日差しを浴びて熱を持った肌は、自覚症状がなくても軽いやけど状態になっています。
肌を清潔にしてから冷やす
肌に残ったメイクや日焼け止めクリームなどを優しく洗い流し、清潔にしてクールダウンしましょう。
肌が熱を持っている場合は、火照りがなくなるまでしっかり冷やすことが大切です。
しっかりと保湿をする
保湿性の高いローションなどを使って、念入りに保湿ケアをします。
しっかり保湿をすることで、肌のコンディションが整います。
ビタミン&リコピン摂取で内側からもケア
ビタミンA・C・Eやリコピンといった、高い抗酸化作用のある栄養分を摂取することが大切です。
ビタミンCは柑橘類やキウイなどのフルーツに、ビタミンEはナッツ類やアボカドに、ビタミンAは豚肉や鶏レバー、緑黄色野菜に豊富。
抗酸化作用が高いリコピンはトマトに豊富ですので、積極的に摂取してくださいね。
肌が乾燥しているとき
冬は寒さにより肌の角質層のバリア機能が弱まり、肌がデリケートになる時期。
乾燥することによって肌が白く粉を吹いたり、かゆみや痛みを感じたりとさまざまなトラブルを起こしがちです。
肌を洗い過ぎない
乾燥により肌が炎症状態になったときは、肌を洗い過ぎないことが大切です。
洗顔料を敏感肌用など刺激が少ないものに変え、肌の皮脂や角質を落とし過ぎないようにしましょう。
加湿器を使用する
家の中の空気が乾燥していると、しっかりスキンケアをしていても乾燥肌が悪化してしまうこともあります。
湿度が50%を下回らないように、加湿器を使ったり部屋に洗濯物を干したりと対策をするのがオススメです。
角質ケア
乾燥を感じるときは、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がたまって厚くなっている可能性があります。
角質が厚いと、せっかくローションなどで保湿しても肌に浸透しにくくなってしまうため、角質ケアが必須です。
スクラブやピーリング、酵素洗顔など、古い角質を優しくケアしてくれるアイテムを取り入れてみてくださいね。
肌が荒れているとき
不規則な生活やストレスなどにより肌が荒れて炎症を起こしているときは、シンプルなケアを心がけましょう。
クレンジングはミルクタイプを使用
肌の負担になるクレンジングは、できるだけ肌への刺激を減らすため、優しい使用感のミルクタイプのクレンジングに変えましょう。
オールインワンクリームを使用
肌荒れしているときは、スキンケアアイテムを複数使用するのではなく、オールインワンクリームなど1つでしっかりケアできるものがオススメです。
それでも染みるなど刺激を感じる場合は、ワセリンでカバーするだけでも効果がありますよ。
健康な肌を目指して日々のケアを大切に!
理想の健康で美しい肌状態とは、日に焼けていない・しっかりと保湿をした肌であることです。
美肌を保つためには、日々のケアが大切になっていきます。
症状が重い場合やセルフケアに自信がないなど、肌のお悩みは札幌の美容形成クリニック「Vogue」へお気軽にお問い合わせください。
患者様お一人おひとりの症状や原因に合わせて最適な治療方法をご提案しています。
自信に満ちた健やかで美しい肌を手に入れて、年を重ねても輝き続けましょう!
札幌ル・トロワ ビューティクリニックVogueのスタッフです。
保湿・美肌など美容に関するセルフケアの方法や、美容形成外科の基礎知識、治療に関する情報など、美容に関するさまざまな情報を発信していきますので、ご愛読をよろしくお願いいたします。