こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。
レーザー脱毛を検討する場合「どのような機械で施術するのか」「何回ぐらい通うことになるのか」「機械によって違いがあるのかな」など、気になる点は多いですよね。
そこで今回は、登場して間もない「ジェントルマックスプロプラス」という最新の医療レーザー脱毛器についてご紹介します。
その効果やメリット・デメリット、他の機械との違いについても解説しますので、夏に向けて脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ジェントルマックスプロプラスの脱毛の仕組みや効果とは?
「ジェントルマックスプロプラス」はアメリカのシネロンキャンデラ社製の医療レーザー脱毛器の名前です。
特徴は熱破壊式の2種類のレーザーを搭載し、あらゆる毛質に対応している点です。
2種類のレーザーは「アレキサンドライトレーザー」と「ヤグレーザー」で、それぞれ波長が違います。
違う波長を組み合わせて使い分けることで、さまざまな肌質・毛質に対応できるのが大きな特徴といえるでしょう。
なお、2種類のレーザーを搭載したキャンデラ社のジェントルマックスプロプラスは、脱毛の他にも、毛細血管拡張症に対する効果や、シミ・そばかすの改善に加え、シワやたるみにも効果が期待できるとして、厚生労働省から「長期減毛・色素性疾患用レーザー装置」の承認を受けています。
そのため、高い脱毛効果だけでなく、安全面についても信頼できます。
レーザー脱毛は、レーザーを照射することで毛根のメラニン色素にはたらきかけ、毛の周りにある毛包や毛乳頭といった組織を破壊して脱毛する方法です。
レーザー脱毛は医療行為となりますので、医師のいるクリニックや治療院での施術となります。
毛の成長期に合わせてレーザー照射を行い、成長期の皮脂腺開口部、バルジ領域、毛乳頭が破壊されることで脱毛ができるという仕組みです。
すべての毛が同時に成長期に入るわけではないため、希望する部位全体を脱毛するには、成長期に合わせて6~8週おきに数回に分けて照射することが必要になります。
さまざまな脱毛について詳しくは、「医療脱毛・エステ脱毛の違いは?施術回数や期間、痛みを比較!」も参考にしてください!
ジェントルマックスプロプラスの脱毛効果や目安の回数は?
ジェントルマックスプロプラスの場合、先ほどご説明した2種類のレーザーを使い分けることで成長期の始めから終わりまでの、さまざまな毛質に対して脱毛効果が期待できます。
2種類のレーザーのうち、アレキサンドライトレーザーは、波長755nmで皮膚表面のメラニン色素に強く反応し、太く濃い毛の脱毛に効果が発揮されます。
また、皮膚表面のメラニン色素であれば毛根に限らず、シミ・そばかすなどの改善にも効果が期待できるとされています。
もうひとつのヤグレーザーは波長1,064nmで肌の奥深くに作用し、成長初期の産毛や硬くなってしまった毛、顔回りの髭などにも反応しやすい点が特徴です。
この特徴の異なる2種類の波長を使い分けられるため、多くの毛質に対応できるのです。
全身脱毛も可能な他、皮膚の奥深くのコラーゲンへ働きかけるため、リフトアップや毛穴の引き締めにも良い影響があり、若返りなどの効果も期待できます。
ジェントルマックスプロプラスの脱毛は5〜6回程度で効果が出てくることが多く、6~8週おきに繰り返し施術を行っていきます。
ただし効果の実感に個人差はあるため、あくまで目安の回数です。
ジェントルマックスプロプラス脱毛のメリット・デメリット
ジェントルマックスプロプラスは新しい医療レーザー脱毛機器です。
そのため、これまでの機種と比較して、より早く・深く照射を行えるといった点が改良されています。
ジェントルマックスプロプラス脱毛のメリット
ジェントルマックスプロプラス脱毛のメリットは主に以下の2点があげられます。
- ・冷却ガスによる痛みの軽減
- ・用途に応じたサイズ変更で、より早く施術が完了する
ジェントルマックスプロプラスでは、照射直前にDCDガスという冷却ガスを皮膚に噴射することによって皮膚表面を冷やし、照射時の痛みを軽減します。
特にヤグレーザーは痛みが強いと言われていますが、冷却ガスによって皮膚組織へのダメージを減らしながら、痛みを軽減できるメリットがあります。
冷却ガスを使用することで、他の脱毛器で必要となるジェルの塗付も不要となり、拭き取りの手間がかからないことから施術時間の短縮にも効果的です。
また、ジェントルマックスプロプラスは照射径が最大26mmで、照射スピードが1秒間に2.5ショットとなっているため広範囲もスピーディーに照射できます。
そのため、全身脱毛は1時間~1時間半程度で終わります。
照射経は部位に応じて変更可能なので、ボディなどの広範囲に照射したい場合にも対応でき、慎重に対応したいVIOなどの部位には照射範囲を小さくして使う方法も可能です。
ジェントルマックスプロプラス脱毛のデメリット
ジェントルマックスプロプラスのデメリットとして考えられるのは以下2点です。
- ・複数回の施術が必要
- ・最新機器のため、導入しているクリニックが多くない
ジェントルマックスプロプラスも、他のレーザー脱毛同様、希望の部位全体の施術が完了するまでには複数回クリニックに通う必要があります。
ただし、これは毛の成長サイクルに関係することですので、ジェントルマックスプロプラスに限ったことではありません。
また、ジェントルマックスプロプラスは2022年に発売となった最新脱毛器であることに加え、価格もまだ高価なため、導入しているクリニックが多くないという点もデメリットと言えるかもしれません。
今後、導入店舗が増えることに期待したいですね。
ジェントルマックスプロプラスと他のジェントルシリーズの違い
<画像:パソコンの前で首をかしげて考える女性のイメージ>
ジェントルマックスプロプラスを発売したのは、アメリカに本社を置くシネロンキャンデラ社です。
シネロンキャンデラ社では、ジェントルシリーズの中でも名前にプロと付く脱毛器で、日本で初めての薬事承認を取得しています。
最新機器ジェントルマックスプロプラスと、その他のジェントルシリーズにはどのような違いがあるのでしょうか。
その違いについても解説しましょう。
ジェントルシリーズには以下の5機種あります。
- ・ジェントルマックスプロプラス
- ・ジェントルマックスプロ
- ・ジェントルレーズプロ
- ・ジェントルヤグプロ
- ・ジェントルレーズ
歴史的にはジェントルレーズが最初に発売され、その次にプロシリーズ、そして最新機種がプロプラスとなります。
その大きな違いは以下の表にある通りです。
レーザーの波長が単一なのか、2つを切り替えできるのかという点と、スポット径がそれぞれの違いとなっていることが分かります。
スポット径が大きくなるほどレーザーの深達度が深くなるため、脱毛の効果や、脱毛できる速度がアップします。
ジェントルマックスプロプラス脱毛の効果に期待!
アメリカのシネロンキャンデラ社が2022年に発売したジェントルマックスプロプラスは、2種類のレーザーを搭載した、医療レーザー脱毛器です。
皮膚表面のメラニン色素に反応するアレキサンドライトレーザーと皮膚の奥深くに働きかけるヤグレーザーで太く濃い毛から産毛にいたるまで、あらゆる毛質に対応可能です。
また、シミ・そばかすの改善にも効果が期待できるとされています。
ジェントルマックスプロプラスは、冷却ガスによる痛みの軽減や照射経が大きく照射範囲が広いことで施術時間が短く済むというメリットがある一方で、最新機器のため導入しているクリニックが少ないという課題もあります。
最上位機種にあたるジェントルマックスプロプラスは、シネロンキャンデラ社が発売している他の脱毛器と比較しても、脱毛・美容効果に大変優れているため、取り扱い店舗の拡大も期待したいところですね。
札幌のル・トロワにある美容クリニック「Vogue」でも、さまざまな脱毛メニューをご用意しています。
Instagramでビフォー&アフターもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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