医療脱毛・エステ脱毛の違いは?施術回数や期間、痛みを比較!

こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。

 

脱毛の種類でよく耳にする「医療脱毛」と「エステ脱毛」。

「なんとなくイメージは湧くけど、この2つの違いがよくわからない…」という方は多いのではないでしょうか。

 

今回は、医療脱毛とエステ脱毛にはどのような違いがあるのか、脱毛方法による効果や回数、痛みなどについて詳しくご紹介します。

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 医療脱毛・エステ脱毛とは?

医療脱毛とエステ脱毛の一番の違いは、「医療機関で施術を行うか、それ以外(脱毛サロンなど)で施術を行うか」という点です。

 

他にも、2つの施術方法にはどのような特徴があるのか、詳しくご紹介します。

 

医療脱毛とは

医療脱毛とは、医療機関のみで扱うことができる「レーザー脱毛機」を用いた施術方法のこと。

 

レーザー脱毛機は、毛を生やす元となる毛根部分(毛母細胞・毛乳頭・バルジ領域)を、集中的にレーザー照射することが可能です。

レーザー照射の結果、発毛組織は破壊され、毛が生えにくくなることで、半永久的な脱毛効果が期待できます。

 

毛根部分を破壊することは医療行為に当たるため、国家資格である医師・看護師がいる医療機関でのみ施術が受けられます。

 

エステ脱毛とは

エステ脱毛とは、「光脱毛機(フラッシュ脱毛機)」を用いた施術方法のこと。

 

肌に光を照射して毛根にダメージを与えることで、「毛が生えにくくなる」「毛が生えるスピードが遅くなる」といった減毛・抑毛の効果が期待できます。

 

光脱毛機はレーザー脱毛機と比べて照射するパワーが弱く、発毛組織の破壊まではできません。

そのため、脱毛の効果をキープするには定期的に施術を行う必要があります。

 

エステ脱毛は医療行為に当たらないので、施術を行うための資格は特にありません。

担当するのは、主に脱毛サロン(エステサロン)のエステティシャンなどです。

 

 

 医療脱毛とエステ脱毛を比較!脱毛期間や痛み、費用は?

医療脱毛とエステ脱毛の違いは、大きく分けて「①脱毛期間・施術回数」「②治療時の痛み」「③施術にかかる費用」「④トラブル時の対応方法」の4つです。

 

それぞれの違いについて見ていきましょう。

 

①脱毛期間・施術回数

脱毛の施術は毛周期(毛が生え変わるサイクル)に合わせて行います。

 

医療脱毛の場合は部位によりますが、約1〜2年、5〜8回程度の施術を行うことでほぼ毛が生えてこなくなる効果が期待できます。

エステ脱毛の場合は医療脱毛と比べて光のパワーが弱いため、同等の効果を得るには約2~3年、12~18回程度の施術を行うことが多いです。

※期間や回数はあくまでも目安。毛量・毛質、肌の状態などで個人差があり、脱毛部位によっても異なります。

 

②治療時の痛み

医療脱毛は強力なレーザーを照射して発毛組織を破壊し、毛のメラニン色素にしっかり反応しやすいという特性から、施術時に痛みを感じやすい傾向にあります。

 

しかし、最新の脱毛機は痛みを感じにくいものも多いです。

クリニックによっては冷却や麻酔クリームなどで痛みを軽減する処置を行っていますので、痛みに不安がある場合は相談してみましょう。

 

エステ脱毛は光のパワーが弱い分、痛みは感じにくいことが多いです。

 

また、照射する部位によっても痛みの度合いが異なります。

一般的に産毛のような薄く細い毛が生えている部位は痛みが弱く、わき・VIOといった濃く太い毛が生えている部位や皮膚が薄い部位は、痛みが強いと感じる傾向にあります。

 

③施術にかかる費用

1回の施術ごとにかかる料金は、医療脱毛よりエステ脱毛の方が安いことが多いです。

ただし、エステ脱毛で医療脱毛と同等の「長期的に毛がほとんど生えてこない状態」を維持するには、倍以上の施術回数や期間が必要なことも。

「トータルのコストでは医療脱毛の方が安かった」というケースも少なくありません。

 

④トラブル時の対応方法

医療脱毛とエステ脱毛のどちらにおいても、施術後のやけどや炎症など肌トラブルが起きる可能性が稀にあります。

近年の施術ではやけどが起こらないための様々な対策がとられており、可能性は非常に低くなっていますが、完全にゼロにすることは難しいといえるでしょう。

 

このような肌トラブルが起きた場合、医療脱毛では院内に医師が常駐しているため、すぐに診察して必要な処置や薬の処方などを行えます。

 

エステ脱毛では、脱毛サロン(エステサロン)のスタッフに処置や処方ができる専門的な技術・資格などがないため、その場で対応することができません。

「自分で病院を探す」「提携先の病院を紹介してもらう」など、脱毛サロンとは別の場所で対応することになります。

 

脱毛でのやけどは、肌が日焼けした状態・乾燥した状態・敏感な状態で起こりやすく、毛のメラニン色素に反応するため。

もともとの肌の色が暗めの人は肌にも反応しやすくなって起こる可能性があります。

 

そのため、心配がある方は医療脱毛の方を選ぶと安心でしょう。

 

 

医療脱毛とエステ脱毛は併用や乗り換えができる?

 

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医療脱毛とエステ脱毛を併用することは可能です。

ただし、同じ部位に併用することはおすすめしません。

 

脱毛の施術効果が発揮されるのは、毛周期の「成長期」「退行期」「休止期」のうち、「成長期」の毛のみです。

同時期に同じ部位へ併用しても脱毛効果がアップするわけではなく、逆に肌への負担が大きくなり、トラブルを起こす可能性もあります。

併用する場合は「露出の多い腕やワキは短期間で脱毛が完了できる医療脱毛」「痛みが強く出やすいVIOにはエステ脱毛」といったように、部位ごとに使い分けると良いでしょう。

 

また、医療脱毛からエステ脱毛への乗り換えや、他店舗からの乗り換えなども可能です。

 

医療脱毛とエステ脱毛のそれぞれの特徴を理解し、自分に合った施術を選んでくださいね。

どちらの場合もカウンセリングが受けられるため、心配や不安な部分はしっかり確認しておきましょう。

 

 

医療脱毛とエステ脱毛の違いを知って自分に合う施術を選ぼう

医療脱毛とエステ脱毛の一番の違いは「医療機関で施術を行うか、それ以外(脱毛サロンなど)で施術を行うか」という点です。

 

他にも「使用する機器」「施術者の資格の有無」「脱毛効果」「施術にかかる期間・回数」「痛みの有無」「費用」「トラブル時の対応方法」など様々な違いがあります。

 

「確実な脱毛効果を得たい」という方は医療脱毛、「痛みを最小限に抑えたい」「一時的に脱毛したい」という方はエステ脱毛というように、自分に合った施術方法を選んでくださいね。

 

札幌のル・トロワにある美容クリニック「Vogue」は、形成外科専門医による美容医療が受けられる美容形成外科クリニックです。

 

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