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リップアートメイクが定着しない・色が入らないのはなぜ?原因と対策を専門家が解説

リップアートメイクを受けたものの、

  • 「色がすぐに抜けてしまった
  • 思ったより発色しない

と感じたことはありませんか?

唇は顔の中でもとくに繊細でデリケートな部位。アートメイクの中でも“色の定着が難しい”とされており、1回の施術で理想通りの発色を得るのはむしろ稀です。

この記事では、リップアートメイクが定着しない原因と、色をしっかり入れるための対策について、医療と美容の両面から詳しく解説します。

リップアートメイクが定着しにくいのはなぜ?

唇はターンオーバーが早く色素が抜けやすい

唇は皮膚が非常に薄く、通常の皮膚と比べてターンオーバー(新陳代謝)が早い部位です。

このため、入れた色素が定着する前に、皮膚が生まれ変わって剥がれてしまうことがあります。

常に摩擦や刺激を受ける部位だから

食事、歯磨き、会話、マスクの擦れなど、唇は日常的に刺激が多い部位です。

とくに施術後はこの刺激によってかさぶたが剥がれ、色素が一緒に抜けてしまうこともあります。

唇の乾燥や荒れが色の定着を妨げる

唇は皮脂腺がないため乾燥しやすく、保湿が不十分だと皮がむけやすくなります。

荒れている状態で施術を受けると、色が入りづらくムラの原因になることも。

施術側の要因によって定着しにくいことも

針の深さや圧の調整不足

色素を入れる層(基底層)が浅すぎると色が定着せず、深すぎると色素がにじんだり変色することがあります。

経験の浅い施術者では、この調整が難しいため仕上がりに差が出ることがあります。

色素の選定が肌質や唇の色になじんでいない

唇のベースカラー(くすみ、血色)に合わない色素を使うと、発色が悪くなり「色が入らない」と感じる原因に。

特に青みが強い唇や血色が悪い場合には、色素の調整が非常に重要です。

リップアートメイクの色をしっかり定着させるための対策

施術前の準備がとても大切

1週間前から唇の保湿を意識してワセリンやリップクリームで荒れを防ぎましょう。

当日はカフェインやアルコールの摂取を控えることで、出血を抑え、色素が流れ出にくくなります。

施術直後~数日は“保湿と刺激回避”が命

唇の保湿をこまめに行い、乾燥を防ぎましょう。

また、熱い飲食物・辛いもの・アルコールはNG。唇を舐める癖も控えると、色素が定着しやすくなります。

歯ブラシが当たらないように注意することも大切です。マスクといった摩擦による刺激も極力避けましょう。

1回で完成しないのが前提|リタッチで仕上げる

リップアートメイクは1回では完成しない前提の施術です。

2~3回のリタッチを行うことで、色素が安定し、理想の発色に近づきます。特に唇のくすみが強い方は、1回目では“ベースづくり”と考えると良いでしょう。

当院の取り組み|定着率を高める工夫と安心のアフターケア

当院では、以下のような工夫で「色が入らない」「定着しない」といった不満を減らしています。

  • 形成外科的知識を持つ看護師・アーティストが施術
  • 唇のベース状態に応じて色素の濃度・色味を調整
  • 施術後の経過確認・リタッチ相談がLINEや来院でいつでも可能
  • 初回施術から最終仕上げまで一貫してサポート

よくある質問(Q&A)

リップアートメイクは1回で完成しないのが普通?

はい、リップは他部位と違い定着しにくいため、2~3回の施術が基本です。1回目は下地づくりと考えてください。

    色がすぐ抜けてしまったのは失敗?

    必ずしも失敗ではありません。唇の代謝や摩擦による影響で、一時的に色が薄くなることはよくあります。

    色が入りづらい人の特徴は?

    唇の血色が悪い人、唇が荒れやすい人、喫煙・カフェイン摂取が多い方などは、色素が安定しにくい傾向があります。

    まとめ|「色が入らない」はよくある悩み。回数とケアで理想のリップに

    リップアートメイクは、ほかのアートメイク部位よりも“色素が定着しづらい”という特徴があります。

    しかし、それを理解したうえで丁寧な保湿・刺激の回避・適切なリタッチを行えば、理想のリップカラーを実現できます。

    「色が入らなかった」と感じた方も、焦らず医療機関に相談しながら、納得のいくリップアートメイクを目指しましょう。

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