脱毛中に起こる硬毛化とは?原因や対処方法も解説!

こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。

 

「脱毛をしているのに、かえって毛が濃くなっている気がする…」と感じたことがある方はいませんか?

 

その悩みは、「硬毛化(こうもうか)」によるものかもしれません。

 

硬毛化とは、脱毛の施術によって今までよりも毛が濃く太くなってしまう現象のことをいいます。

 

今回は、そんな「硬毛化」について徹底解説!

 

起こりやすい人や部位、原因、起こってしまった場合の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

脱毛中に起こる「硬毛化」とは?

硬毛化とは、レーザーや光照射による脱毛の治療中に、毛が濃く太くなってしまう現象です。

 

脱毛にはエステ脱毛や医療脱毛、家庭用の機器などさまざまなタイプがありますが、硬毛化はいずれの場合でも起こる可能性があるとされています。

 

脱毛の種類については「医療脱毛・エステ脱毛の違いは?施術回数や期間、痛みを比較!」でご紹介しているのでチェックしてみてくださいね。

 

脱毛による硬毛化が起こる確率や起こりやすい時期は?

脱毛による硬毛化は、脱毛をした人全員に起こる現象ではありません。

 

硬毛化が起こる確率については諸説あり、正確な数値が発表されていませんが、一般的には1〜10%程度といわれています。

 

また、硬毛化が起こりやすいとされている時期は、脱毛の施術開始から1〜3カ月程度経った頃。

 

脱毛の施術を始めてから数カ月経った頃に、周りの毛に比べて一部分だけ明らかに毛が濃く太くなってきたと感じたら、硬毛化が起こっている可能性があります。

 

中には脱毛後に毛が増えたと感じる方もいますが、毛穴の数は生まれつき決まっています。

 

毛が増えたと感じるのも、硬毛化によって休止していた毛穴からも毛が濃く太く生え変わって出てくることが原因である場合が多いです。

 

 

脱毛による硬毛化が起こりやすい部位や人、原因も解説!

脱毛による硬毛化は、以下のような人・部位に起こりやすいといわれています。

 

硬毛化が起こりやすい人

  • ・10代〜20代の若い人
  • ・もともと毛が薄い
  • ・毛の量が多く密集している
  • ・毛根が深い

 

硬毛化が起こりやすい部位

  • ・顔(フェイスライン)
  • ・うなじ
  • ・背中
  • ・肩
  • ・二の腕の外側

 

ただし、上記はあくまでも、さまざまな美容皮膚科や美容クリニックでの統計から得たデータです。

 

実際に脱毛治療を進めてみないと硬毛化が起こるかどうかは判断できず、上記に当てはまる人・部位で必ずしも硬毛化が起きるわけではないことを理解しておきましょう。

 

脱毛による硬毛化の原因は?

硬毛化になりやすい人やなりやすい部位はあるといわれているものの、硬毛化の原因には諸説あり、はっきりとは解明されていません。

 

例えば、毛に含まれるメラニン量の差によるというもの。

脱毛治療は通常、毛の黒い色素であるメラニンに刺激を与え、毛を抜け落ちさせたり薄くしたりする治療法です。

 

しかし、中にはメラニン量が少なく、薄い毛もあります。

そのような毛はレーザーや光が、かえって刺激となり、硬毛化が起こりやすくなるといわれています。

 

また、ほかにも「レーザーや光による照射が不十分で発毛組織を破壊しきれずにダメージから回復する作用のせいで起こる」、「毛周期が変化することで起こる」などの説もあります。

 

 

脱毛で硬毛化が起こったらどうすれば良い?

 

では、脱毛で硬毛化が起こったらどうすれば良いのでしょうか。

 

対処法をご紹介していきます。

 

クリニックに相談する

「硬毛化かも?」と感じたら、まずはクリニックに相談しましょう。

 

硬毛化は体に害を与えるものではないため、相談する場合は次の施術の際でも構いません。

ただし、硬毛化が疑われる毛を自分で剃ったり抜いたりするのはNGです。

 

濃く太くなった毛は気になってしまうかもしれませんが、肌を傷つけてしまう可能性があるため、次の施術までは自己処理を控えましょう。

 

出力や波長を変えて脱毛治療を続ける

毛根への照射不足で硬毛化が起こってしまった場合、追加で照射することで改善される可能性があります。

 

医師の判断によって出力を上げたりレーザーの波長を変えたりしながら、追加の照射を行います。

 

 

硬毛化とは脱毛によるリスクの一つ!正しく対処することが重要

レーザーや光などの脱毛治療によるリスクの一つ、「硬毛化(こうもうか)」。

 

脱毛治療の刺激によって毛が反応し、本来抜け落ちたり薄くなったりする毛が、濃く太く生え変わってしまうことをいいます。

 

硬毛化が起こる確率は1〜10%程度で、若い人やもともと毛が薄い人がなりやすいほか、顔やうなじ、腕、背中など、毛が薄い部位に起こりやすいといわれています。

 

しかし、硬毛化の原因ははっきりと解明されておらず、脱毛をしてみないと起こるかどうかを判断できないのが実情です。

 

硬毛化が起こってしまった場合には、出力や波長を変えて脱毛治療を続けたり、脱毛の種類を変えたりすることで改善される可能性があります。

 

ただし、いずれの場合も医師による判断が必要です。

硬毛化が疑われたら自己処理をせずにまずはクリニックに相談し、医師の判断を仰ぐようにしてくださいね。

 

札幌にある美容クリニック「Vogue」でも脱毛施術や硬毛化の治療を行っておりますので、美肌を目指したいという方はぜひ一度お問い合わせください!

 

Instagramでビフォー&アフターもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。