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美容形成の基礎知識

オステオポールとは?危険性やトラブル例、修正方法まで徹底解説!

こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。

 

鼻の美容整形の一つとして「オステオポール」という方法があるのをご存じでしょうか?

 

以前はプチ整形として普通に行われていた施術ですが、現在はリスクが大きいため、推奨していない医師が多いです。

 

今回はオステオポールはどんな手術なのかという基本から、どんなトラブルが多く、危険性があるのかをわかりやすく解説していきます!

 

もしオステオポールの手術を行ってトラブルがあった場合の修正方法もお伝えしますので、参考にしてくださいね。

 

オステオポールとは?他の手術との違い

お伝えした通り鼻の美容整形で、オステオポールと呼ばれるメッシュ状の3Dボールを鼻の穴の内側のみを切開して鼻先に挿入し、鼻を高くする手術です。

 

以前は、軟骨組織を使わずに手軽に行えて、表面上は傷が見えないためプチ整形の一つとされていました。

 

図で表すと、以下のような方法です。

 

まず、鼻の穴の中心にある柱のような軟骨(鼻中隔軟骨)があり、左右に鼻の穴を覆う軟骨が存在します。

その屋根のような軟骨の上に、丸いオステオポールが乗っかるイメージです。

例えば、他の鼻先を高くする手術(鼻尖形成、鼻中隔延長など)であれば、以下のように鼻尖形成なら鼻先の脂肪を減量して軟骨を縫い寄せる、鼻中隔延長なら中心の軟骨自体を高くするため、安定感があり形がキレイです。

 

しかし、オステオポールの図を見ると鼻先がボールに沿って凹凸ができているのがわかるでしょうか?

ボールを乗せているだけなので、通常の手術より少しアンバランスになりがちです。

また、オステオポールは吸収性の高い製剤「ポリカプロラクトン(PCL)」がボール状になったもので、鼻の組織がメッシュの内側に入り込むため、オステオポールが吸収された後も鼻の形状が維持される点がメリットとされることが多いです。

しかし、これはきちんと医師が組織になじむ形でカスタマイズした上で挿入した場合に限ります。

 

そうでない場合には、鼻先のラインが崩れてしまったり、まれに鼻の穴の中、もしくは鼻の外側の皮膚からPCLの形が浮き出てしまうといったトラブルにつながります。

 

手軽に行える分経験の少ない医師が担当することが多いことも、トラブルが増加した一因になっているようです。

 

では、オステオポールの危険性やトラブル例について、次でさらに詳しく解説していきましょう。

 

 

オステオポールの危険性・トラブル例もチェック!

オステオポールには以下の3つの危険性があります。

 

実際にどのようなトラブルにつながるのかも、あわせてご紹介します!

 

①皮膚への負担や血流障害での壊死

オステオポールは大変硬い素材のため、ボールが皮膚を押し出し、鼻先を覆う皮膚が伸ばされる状態になります。

 

その負担がかかることで皮膚が薄くなったり、見た目にも赤くなってしまうことも。

負担がかかり続けることで、皮膚が破けるリスクもあります。

 

また、オステオポールで圧迫されることで血流が悪くなり、壊死につながるおそれもあります。

 

②オステオポールがずれる・飛び出る

オステオポールは必ずしも自分の組織に馴染むわけではなく、吸収されるとしても時間がかかるため、その前に表情が動くことでずれてしまうことも。

 

ずれてしまうと、鼻が曲がって見えてしまいます。

また、オステオポールを挿入した場所の傷がうまく閉じていないと、何らかの衝撃でオステオポールが飛び出てしまう可能性もあります。

 

③オステオポールを支えきれず軟骨が変形する

以下のように、長期間オステオポールで圧迫されることで軟骨が耐えきれず、ぐにゃりと曲がってしまう可能性があります。

軟骨は意外と薄く柔らかいため、支えきれなくなってしまうことがあるのです。

 

こうやって詳しく知ると、怖くなってしまいますよね。

 

実際、オステオポールの影響で鼻の変形に悩む方が多く、Vogueでもオステオポールはリスクが多すぎるため行っていません。

 

推奨しない美容外科・美容クリニックは増えていますが、オステオポールは手軽であることに加え、目に見えてわかりやすいこと、切らない鼻整形と伝えることで集客をしやすいことから、未だ行っているところもあるようです。

 

 

オステオポールの手術を行ってトラブルになったときの修正方法は?

もしすでにオステオポールを入れてしまっていて、トラブルにつながった場合はもちろんオステオポールを除去して修正する方法もあります。

 

周囲を丁寧に剥離してオステオポールを取り除きます。

 

ただし、軟骨や皮膚に同化していることも多いので、その場合は一部残して除去します。

 

手術前の鼻よりも低くなってしまうことが多いという問題があるので、他の手術を併用する必要があること、術後は腫れ・内出血・むくみが起こる可能性があることには注意です。

 

オステオポールの除去と同時に、鼻尖形成・軟骨移植・鼻中隔延長などを行って、元に戻すだけでなく理想の鼻にすることも可能なので、事前に相談してみましょう。

 

 

オステオポールは危険性が高い!リスクを知って検討を

オステオポールは、以前は手軽に鼻を高くできる、傷が残りにくいなどのメリットから普通に行われていていましたが、現在はトラブルが続出しているため、推奨していない美容クリニックが多いのが現状です。

 

オステオポールの手術は、皮膚への負担や血流障害での壊死、オステオポールがずれる・飛び出る、鼻の軟骨が変形するなどの危険性があります。

 

鼻が曲がってしまったり、オステオポールが飛び出してしまうことを想像すると、とても怖いですよね!

 

手軽にできるのは魅力ですが、再手術の費用も考えると、確実に安定する方法を選んだ方が安心です。

 

今回ご紹介したリスクを踏まえて、他の手術も検討してみてくださいね!

 

札幌のル・トロワにある美容クリニック「Vogue」でも、さまざまな鼻の整形メニューを取り揃えております。

 

患者様お一人おひとりにあわせた最適な治療方法をご提案しておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

Instagramでビフォー&アフターもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

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