ほほのヒアルロン酸注射の概要

頬(ほほ)は顔の立体感や若々しさを大きく左右する重要な部位であり、加齢とともにボリュームの減少や脂肪の下垂によって、こけ・たるみ・影が目立ちやすくなります。

特に頬のボリュームは、皮下脂肪、骨格(頬骨)、靭帯(リガメント)、皮膚の弾力といった複数の要素によって支えられていますが、これらが変化することで中顔面の高さが低下し、疲れて見える・老けて見えるといった印象につながります。

頬のヒアルロン酸注射は、単にこけた部分を埋めるだけの治療ではなく、中顔面のボリュームを回復させ、、リガメント(支持組織)を補強し、顔全体の重心を上げることで、結果的に若々しく自然な立体感を再構築する治療です。

また頬のボリュームが回復することで、ほうれい線の改善、マリオネットラインの軽減、フェイスラインの引き上げといった二次的な若返り効果も期待できます。

Vogue式ほほヒアルロン酸注射の施術の考え方:カスタマイズヒアル注入

頬のヒアルロン酸注射は「こけている部分に入れるだけ」では不十分です。ビューティクリニックVogueでは、以下の要素を多角的に評価し、顔全体のバランスを踏まえたカスタマイズヒアル注入を行います。

評価項目

  • 中顔面のボリュームロスの程度
  • 脂肪の位置と下垂の程度
  • 骨格(頬骨の突出や平坦さ)
  • 左右差
  • 皮膚の厚みと質感

頬は顔の中でも“若さの象徴”となる部位であり、適切な位置にボリュームがあるかを考慮しつつ、何がどこに足りないのかを評価し治療していきます。

注入手順としては

  • 骨膜上への杭打ちでリガメント補強(MD code)
  • 深部脂肪層へ土台注入ボーラス注入(ボリューム形成)
  • 皮下浅層への質感調整(しわ消し)

の順番で行い、まず「面」を整えてから細かい「線」を消しに行くイメージで、使用するヒアルロン酸や針を変えながら立体的に構造を再設計します。

また、頬を上げると、ほうれい線やマリオネットライン、フェイスラインまで変化するため、頬のヒアルロン酸注入は第一優先でやる場所でもあります。

過度にボリュームを入れると不自然な膨らみや下垂の原因となるため、必要最小限の注入量で、ヒアルロン酸を入れたと分からない自然な仕上がりを目指します。

部位によっては「入れない場所」を作る事も重要なポイントになります。

ほほヒアルロン酸注射の手術方法

施術は以下の流れで行います。

① カウンセリング・診察

頬のこけの原因(骨格・靭帯・脂肪・表情筋・皮膚)を評価し、適切な注入層・部位・製剤をイメージします。

② デザイン

注入ポイントや量を設計し、MD codeに基づいてマーキングを行います。

左右差や輪郭バランスを考慮し、仕上がりをイメージしながら設計します。

③ 局所麻酔

Vogueでは痛みを最小限にするため、冷却による知覚鈍麻、レーザーによるドラッグデリバリー、35G極細針による麻酔、カニューレによる深部麻酔、ゲートコントロール理論を用いた振動機を組み合わせ、可能な限り無痛に近い状態で施術を行います。

④ 注入

主にカニューレを使用し、血管閉塞を避ける安全な注入を行います。

骨膜上のリガメント補強については鋭針を用いて行いますが、逆血を必ず確認してから注入します。

製剤の選択や注入量に配慮し、左右差の評価をしながら0.1ミリ単位での調整を行なっていきます。

⑤ 仕上がり確認

一度座位で確認し、重力がかかった状態で患者様本人と一緒に鏡を見ながら最終調整を行います。

また光の当たり方や表情を作った時のヒアルロン酸の動き方にも考慮し、より自然で精度の高い仕上がりにします。

施術時間は通常10〜20分程度です。

ほほヒアルロン酸注射のダウンタイム・施術後の注意点

ダウンタイム

ヒアルロン酸注射はダウンタイムが少ない施術ですが、軽度の腫れ、内出血、違和感(ボコつき)、顔の動かしづらさなどが生じる場合があります。多くは数日〜1週間程度で改善します。

稀ではありますが血管閉塞などの合併症が起こる可能性があります。頬周囲は顔面動脈の分枝が多く走行しているため、閉塞の程度によっては眉間から下顎にかけての皮膚壊死や失明などのリスクもあるため、正確な解剖知識と技術が不可欠です。

万が一の際にはヒアルロニダーゼによる溶解など、迅速な対応が必要となり、血管閉塞への対応経験などもクリニック選びには重要なポイントになります。

術後の注意点

注入効果を維持させるためには、施術後の過ごし方が大切です。血流が増えると酵素による吸収が増すため、施術後数日は飲酒・激しい運動は控える、注入部位の強いマッサージを避ける、長時間の入浴・サウナは控えるなどの配慮が必要です。

特に注入後2.3日は冷却すると効果的でしょう。洗顔・メイクは針穴を避ければ当日から可能です。

ほほヒアルロン酸注射の料金

診療料金

診察料
全て税込価格(10%)
初診料3,300円
(前田院長のみ5,500円)
再診1,100円
(前田院長のみ5,500円)

治療料金

全て税込価格(10%)

クレヴィエルコントア
ジュビダームボリューマ
通常価格
1本目110,000 円
リピート割 1本目99,000 円
同日2本目88,000 円
同日3本目~66,000 円
上眼瞼
Teosyal RHA1
通常価格
1本目110,000 円
リピート割 1本目99,000 円
テオシアルRHAシリーズ
通常価格
1本77,000 円
同日2本目66,000 円
同日3本目~55,000 円
ヒアルロン酸溶解
通常価格
ヒアルロニダーゼ
他院施術
52,800 円
ヒアルロニダーゼ
自院施術
33,000 円
麻酔代等通常価格
ミラーカニューレ 1本4,400 円
麻酔代1,650 円

Q&A

ほほがコケているので、時間の経過とともに下に垂れてくることはあるのでしょうか?

適切な層に適切な量を注入すれば、ヒアルロン酸自体が下垂することは基本的にありません。ただし過剰な注入や浅い層への注入では、下方に移動してもたつきの原因になることがあるため、設計と技術が重要です。

少しエラの張った輪郭が理想ですが、ヒアルロン酸で改善できますか?

可能です。頬のボリューム位置や顎・フェイスラインとのバランスを調整することで、輪郭全体をシャープに見せる様デザインすることができます。 特に海外ではエラの形をヒアルロン酸で作る治療が流行っており、骨格ボリュームを増したように見せるため硬めのボラックスを注入するのが良い適応になります。

ふっくらさせる目的でもほほのヒアルロン酸は有効ですか?

有効です。単なるコケ改善だけでなく、若々しい丸みや立体感を出す目的でもヒアルロン酸注射は適しています。

歯科矯正中でも施術は可能でしょうか?

基本的には可能ですが、噛み合わせや顔のバランスが変化している途中のため、タイミングによっては最終調整を後に行う方が良い場合もあります。状態に応じてご提案します。

ヒアルロン酸が移動して下垂やほうれい線悪化の原因になることはありますか?

適切な層に注入すれば大きく移動することはありません。 ただし不適切な注入ではそのようなリスクもあるため、解剖を理解した医師による施術が重要です。。

頬のヒアルロン酸注射は、単にボリュームを足す治療ではなく、顔全体の構造を整え、若々しい印象を再構築する治療です。

仕上がりは、注入デザイン、製剤選択、医師の技術によって大きく左右されます。

ビューティクリニックVogueでは、顔全体のバランスを考慮したカスタマイズヒアル注入により、自然で美しい仕上がりを追求しています。