美容形成外科とは?治療内容や形成外科との違いを解説!

こんにちは!札幌のル・トロワにあるビューティクリニック「Vogue」です。

 

形成外科、整形外科、さらには美容形成外科などは、一般の方は名前からだけで内容を判断することが難しいですよね。

 

それぞれの科はどのような内容なのか。

ご自身が抱えている悩みは、どこに行ったら解決してもらえるのか。

ご判断を迷う方も多いかと思われます。

 

実際、整形外科にいくべきところを形成外科にいき、改めて手続きをされるというケースも少なくないようです。

 

今回はそんな迷いや無駄な時間を省けるように、各科の違いを簡潔にまとめていきます。

近年注目されている美容医療についても、受ける前に知っておくと良いことをご紹介しますね。

ぜひご参考ください!

座って悩む女性

 

 

まず形成外科とは?美容外科、整形外科、皮膚科との違い

それではまず、形成外科とはどういうものなのか。その内容と定義を確認しておきましょう。

美容外科や整形外科、皮膚科との違いについても整理していきますね。

 

形成外科の内容と定義

形成外科とは主に体表面の「異常」な疾患を扱う分野です。

火傷を負ってしまった、交通事故で負傷した、病気を患ったなどによる後天的な形態異常を回復することを主に目的としますが、耳介変形や多指・合指症などの先天異常も対象となります。

整容的な治療、例えばあざやワキガ、傷跡やケロイドの修復なども、保険診療内で行うことが可能です。

 

美容外科や整形外科、皮膚科との違い

先ほどの形成外科に対し、美容外科は医学的に「正常」な状態に施術を行います。

美意識に基づく人体の見た目を美しくすることが目的です。

保険診療を主体とする形成外科に対し、美容外科に含まれる美容整形は原則自費診療となります。

 

病名の存在する病気が原因なのかどうかも重要です。

医師の診断に基づいた、正式な病名であれば保険診療の形成外科となります。

生まれつきの場合は非常に判断が微妙ですが、個性の範囲内と診断されると美容外科診療です。

 

また、整形外科とは骨や関節を扱う分野です。

骨や関節、筋肉、じん帯など、運動機能の回復を目的とします。

 

整形外科と聞くと整形を思い浮かべる方も多いですが、美容とは全く関係がなく、整形外科には「美容整形」という分野は法律上存在しません。

ちなみに中国では整形外科は「骨科」と呼ばれるそうです。

意外と特徴を端的に表しているのかも知れませんね。

 

形成外科は、皮膚も含めた全身が対象となるため、皮膚の領域では皮膚科と重なります。

特に形成外科が取り扱うのは、顔面など整容性が重視される場合や、ガンによる形態異常などの高度な回復が必要とされる場合です。

 

皮膚科にするか形成外科にするかは、ご自身で判断するよりも、どちらの科でもよいので受診して医師の判断を仰ぐのが良いでしょう。

 

 

よく目にする「美容形成外科」とは?

顔の診察を受ける女性

美容形成外科は、広く捉えると形成外科に含まれます。

形成外科の中でも、主に美容目的の治療を行うのが美容形成外科です。

 

上で挙げた美容外科と同じように、基本的には正常な状態に施術を行います。

そのため、治療や処方されるお薬も保険適用外となります。

手術や入院をする場合も同様で、補助金や民間の医療保険でも費用をまかなうことができない点は注意が必要です。

 

では、美容形成外科では具体的にどのような診療を行なっているのでしょうか?

主な診療内容は以下のようなものです。

  • ・スキンケア:シミやソバカスなどを薄くする、美白など
  • ・注入治療:シワやたるみなどの改善を目的とするボトックス注射やヒアルロン酸注入など
    ・外科的治療:二重手術や目の下のクマを改善する手術、脂肪吸引や豊胸など

 

美容形成外科は女性が通う病院というイメージを持っている方も多いかと思いますが、もちろん男性も利用できます!

男性のニーズは年々高まっています。

男性の方も安心してご利用くださいね!

 

 

美容医療はいつから始まった?美しくなるために考えておくこと

今ではすっかり一般的になった美容医療ですが、注目され始めたのはいつ頃からなのでしょうか。

 

また、治療を受ける前に準備しておきたいことがいくつかあります。

美容医療の歴史と合わせて、受診前に知っておくと良いことをお伝えしていきます。

 

美容医療はいつから?

より確実に大きな変化を手に入れるために、美容医療を考える方が多くなっています。

認知度が高まったのは90年代頃。

経済の成長と平和が維持されていることで、より高度な生活改善への関心が高まり、アンチエイジングブームが起きました。

 

そこに、医療技術や医療機器の進歩が相まって、美容医療はより広く市民権を得ることになったのです。

 

美容医療を受ける前にしておきたいこと

美容医療を受ける前に、その効果を最大限にするためにしておくべきことがあります。

キーワードは「自分を知る」です。

 

次の3stepを実行してご自身のことをよく知り、しっかりと準備をして美容医療に臨まれてくださいね。

 

step1 健康状態・栄養状態を検査しましょう

美容医療において美容皮膚科に関する施術は、自己修復力のメカニズムを使ってキレイなお肌をつくります。

外からの栄養だけではなく、内側からの回復力を呼び覚まします。

ですので、健康状態が悪く免疫力が低下していたり、栄養不足でコラーゲンが足りなかったりすると、せっかく受けた美容治療の効果が半減してしまいます。

しっかり検査を受け、数値化した結果でご自身の健康状態・栄養状態を知っておくことも大事です。

 

施術の効果も高まり、先生のアドバイスもより精度が高まるでしょう。

 

step2 なりたい自分を具体的にイメージしましょう

美容医療は、施術前後で明確な結果が現れます。

ご自身がどのように変わりたいのか、できる限り具体的にイメージしておくことが大切です。

 

施術が終わってから「思っていたのと違う…」となってはとても残念。

イメージしている理想を、写真や映像にして示すのが、一番いい方法だと思われます。

 

step3 生活習慣を見直しましょう

美容医療を受けても、普段の生活が乱れていると効果の持続は難しいもの。

特にストレスと睡眠不足は美容の大敵です。

タバコやお酒の飲みすぎ、加工食品や食品添加物の多い食事も控え、適度に運動をして腸内環境を整えるなど、普段の生活もこの機会に見直してみましょう。

 

お肌に関する習慣の改善としては、重要なのが光に関する対策!

365日の日焼け止めはもちろんですが、実はブルーライトも注意が必要。

紫外線よりも肌の奥へと届くため、肌の老化を促進することがわかっています。

携帯やパソコンの画面を近づけて長時間見ないなど気をつけましょうね。

 

 

美容形成外科でお悩みを解決しましょう!

「自分の悩みはどこに行ったら解決するんだろう」というお悩みは、正しい知識を身につけることで、そのほとんどが解消されます。

 

せっかく美容医療を受ける決意をするならば、ご自身の状態を知って高めておく必要がある、というのも大切なポイントでした。

  • ・形成外科は、病気やけがなどで「異常」な形態になっているものの回復が目的
    ・美容外科は、美しくなるために医学的に「正常」なところに処置を施す
    ・整形外科は、骨や関節、筋肉などを扱う分野
    ・美容医療を受けるなら、その前に自分の身体の状態を知ることが大切

 

ご自身の悩みを解決する科が判断つかなければ、まずはどの科でもいいので医院やクリニックに相談してみることをオススメします。

先生から適切なアドバイスがいただけるでしょう。

 

札幌の美容形成クリニック「Vogue」にもお気軽にお問い合わせください!

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。